こんにちは。火縄銃について質問させていただきます。
火縄銃には何故銃床が無いのでしょうか?
定説の一つとして、「肩・頬づけする際に甲冑の大袖(肩のアーマーです)や兜の吹き返し・シコロに干渉するから」という物があります。
しかしながら実際に鉄砲を扱う大半の兵である足軽の一般的な具足にはそうした物はありませんし、存在したとしてもオミットしてしまえば良いと思います。
片側のそうした防具が無い事が、白兵戦をやるべきでは無い銃兵にとって大きなデメリットになるとは思えません。
またもう一つの説として、「銃床に頼らない構えが弓の弦を引いた動作と似ており受け容れ易かった」というものがあります。
しかしながら、弓兵は専門性の高い兵科であり武士階級しか習熟出来なかった事と、誰でも扱える為に火縄銃が普及した事との間で矛盾が生じます。また、銃床に慣れる事がそれ程難しい事とは思えません。
戦国期に改良が間に合わなかった、或いは思いつかなかったとして、江戸時代に於いても銃床付きの火縄銃が見られない事は不自然です。
用途としてのスポーツ・狩猟化が進む中で精度向上の為に銃床が注目されても良い筈ではないでしょうか。
普及しなかったとはいえマスケット銃の伝来もあったようですから、銃床の存在を知らないとは思えません。
私は火縄銃にも銃床はあった方が絶対良いと思うのですが、試作品であっても事例が見つからない事に悶々としています。
ポルさん、よろしくお願いします。
