HB-PLAZA 入門者にやさしい実銃解説 › フォーラム › 実銃フォーラム(休止中) › 同じKフレームでも…Nフレームは?
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2022年1月16日 11:43 PM #96533
ゆうた
ゲストいつもお世話になっております。
またよろしくお願いします。同じS&WのKフレームでもM10の2インチは808g、M19の2.5インチは948gと0.5インチしか差がないのにけっこう重量が違うのは、M19はマグナムを扱うということでフレームが強化されているからと、あるYoutuberさんがわざわざ重量を示して教えてくれましたが、本当にそうなのでしょうか?
もしそうならM13はM10かM19のどちらのグループに入るのでしょうか?
また、Nフレームでも357マグナムを使うものより44マグナムを使うものの方が丈夫にできているのでしょうか?
よろしくお願いします。2022年1月17日 1:58 PM #96535ポル
キーマスターフレームの違いを銃の総重量で比較するのは誤解しやすいため、そういった覚え方はおすすめしません。
確かにM19のフレームはヨーク付近が通常のKフレームより大きいため重くなっていますが、S&W社はマグナム弾を使用するフレームには熱処理によって強化する対策をしています。
また重さの違いの原因はフレームだけではなく、ヘビーバレル、銃身長、シリンダー長、アンダーラグ(エジェクターロッドシュラウド)の有無、ラウンドバットとスクエアバットの差、ファイアリングピンの位置などによっても異なります。
>もしそうならM13はM10かM19のどちらのグループに入るのでしょうか?
M13とM19のフレームは同じではありませんが、M13もM19と同様に強化されたフレームです。
シリンダー長はM10が1.56インチ、M13とM19は1.67インチです。法執行機関でM10が採用されていた時代にはユーザーがM10のフレームにM13のヘビーバレルとシリンダーを組み込んで.357マグナムに対応させることも行われていたため、現在の中古市場にはこうしたモデルも流通しています。
その他、M10にも.357マグナムモデルが存在し、1972年にニューヨーク州警察向けに製造された.357マグナムのM10-6が1974年にM13を登場させる切っ掛けになっています。
また、台湾政府向けのM10で.32H&Rマグナムのモデルも製造されています。
しかし、Kフレームに.357マグナムは適さないため、Lフレームの登場により市場ではKフレーム.357マグナムと置き換われるようになりました。>Nフレームでも357マグナムを使うものより44マグナムを使うものの方が丈夫にできているのでしょうか?
モデルや時代によっても異なりますが、必要とされる強度を得られるように対応されるのが通常です。
2022年1月17日 7:23 PM #96536ゆうた
ゲストポルさん、いつもありがとうございます。
重量で判断するのは間違いなんですね。
熱処理で云々というのはベレッタM9のスライド破損事故の件で知りましたが、S&Wでも熱処理で強化してるのですね
またM10にもマグナムモデルがあったということには驚きました。
Kフレームでマグナムを撃つのはリスクがあるというのは上記のYouTuberさんも仰っていて、その方は自分でリロードして弱めのマグナム弾を作っていて、更に撃ちに行くときは7割が38スペシャル弾、残りの3割がマグナム弾だということでした。
Lフレームは何だかパイソンのパクリみたいな感じがするのでスリムなKフレームの方が個人的には好きなのですが、問題があるのなら仕方ないですね。
Nフレームの件もちゃんと適切な処理がされてるようで安心しました。 -
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