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同じKフレームでも…Nフレームは?

  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にゆうたにより2年、 10ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #96533
    ゆうた
    ゲスト

    いつもお世話になっております。
    またよろしくお願いします。

    同じS&WのKフレームでもM10の2インチは808g、M19の2.5インチは948gと0.5インチしか差がないのにけっこう重量が違うのは、M19はマグナムを扱うということでフレームが強化されているからと、あるYoutuberさんがわざわざ重量を示して教えてくれましたが、本当にそうなのでしょうか?
    もしそうならM13はM10かM19のどちらのグループに入るのでしょうか?
    また、Nフレームでも357マグナムを使うものより44マグナムを使うものの方が丈夫にできているのでしょうか?
    よろしくお願いします。

    #96535
    ポルポル
    キーマスター

    フレームの違いを銃の総重量で比較するのは誤解しやすいため、そういった覚え方はおすすめしません。

    確かにM19のフレームはヨーク付近が通常のKフレームより大きいため重くなっていますが、S&W社はマグナム弾を使用するフレームには熱処理によって強化する対策をしています。

    また重さの違いの原因はフレームだけではなく、ヘビーバレル、銃身長、シリンダー長、アンダーラグ(エジェクターロッドシュラウド)の有無、ラウンドバットとスクエアバットの差、ファイアリングピンの位置などによっても異なります。

    >もしそうならM13はM10かM19のどちらのグループに入るのでしょうか?

    M13とM19のフレームは同じではありませんが、M13もM19と同様に強化されたフレームです。
    シリンダー長はM10が1.56インチ、M13とM19は1.67インチです。

    法執行機関でM10が採用されていた時代にはユーザーがM10のフレームにM13のヘビーバレルとシリンダーを組み込んで.357マグナムに対応させることも行われていたため、現在の中古市場にはこうしたモデルも流通しています。

    その他、M10にも.357マグナムモデルが存在し、1972年にニューヨーク州警察向けに製造された.357マグナムのM10-6が1974年にM13を登場させる切っ掛けになっています。
    また、台湾政府向けのM10で.32H&Rマグナムのモデルも製造されています。
    しかし、Kフレームに.357マグナムは適さないため、Lフレームの登場により市場ではKフレーム.357マグナムと置き換われるようになりました。

    >Nフレームでも357マグナムを使うものより44マグナムを使うものの方が丈夫にできているのでしょうか?

    モデルや時代によっても異なりますが、必要とされる強度を得られるように対応されるのが通常です。

    #96536
    ゆうた
    ゲスト

    ポルさん、いつもありがとうございます。
    重量で判断するのは間違いなんですね。
    熱処理で云々というのはベレッタM9のスライド破損事故の件で知りましたが、S&Wでも熱処理で強化してるのですね
    またM10にもマグナムモデルがあったということには驚きました。
    Kフレームでマグナムを撃つのはリスクがあるというのは上記のYouTuberさんも仰っていて、その方は自分でリロードして弱めのマグナム弾を作っていて、更に撃ちに行くときは7割が38スペシャル弾、残りの3割がマグナム弾だということでした。
    Lフレームは何だかパイソンのパクリみたいな感じがするのでスリムなKフレームの方が個人的には好きなのですが、問題があるのなら仕方ないですね。
    Nフレームの件もちゃんと適切な処理がされてるようで安心しました。

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