>①遺体に残った銃弾や周囲に落ちている空薬莢から、ロシアによるものか、ウクライナによるものか判断できないでしょうか?
使用された弾頭と銃の両方を押収できた場合、ライフルマーク、発射残渣、薬莢やプライマーに残った傷などから弾頭と使用した銃を関連付けられる可能性があります。
ですが100%の精度が得られる方法ではないため確証が得られるとは限りません。
>②一つの遺体で判断できなくても、複数の遺体を調べ、銃弾の種類の混在の仕方では判断できないでしょうか?
ウクライナとロシアはソ連時代に製造された同じ弾薬を使用している可能性がある他、鹵獲された弾薬が使用される可能性もあるため、弾薬の違いだけで特定するのは難しいと思われます。
>③以上の2つ以外に決定的な証拠を得られるとしたらどんなものがあるでしょうか?
弾頭、薬莢、銃などの証拠が揃っていれば使用された銃が特定できる可能性があるため、次に銃と使用者を特定する必用があります。
その方法としては指紋やDNA、推定死亡日時、防犯カメラ映像、無線記録、ドローン映像、衛星画像などの複数の証拠を照らし合わせるとある程度特定できる可能性があると思われます。