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ブチャ事件と銃弾の種類

  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にウクライナに平和をにより2年、 7ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #97722
    ウクライナに平和を
    ゲスト

    ロシアのウクライナ侵攻が始まってからそろそろ2ヶ月になります。最近もブチャで民間人の殺害が発覚しました。ロシアの主張は矛盾が指摘されウクライナに分があるというのが私個人の感じなのですが、決定的な証拠はありません。

    ところで、両国は元々同じAK系列の銃を使っていましたがNATOに接近したウクライナは使う銃器も変わってきているように聞いています。そこでブチャの事件について
    ①遺体に残った銃弾や周囲に落ちている空薬莢から、ロシアによるものか、ウクライナによるものか判断できないでしょうか?
    ②一つの遺体で判断できなくても、複数の遺体を調べ、銃弾の種類の混在の仕方では判断できないでしょうか?
    ③以上の2つ以外に決定的な証拠を得られるとしたらどんなものがあるでしょうか?

    以上、銃に関する話題から微妙にズレてる気もしておりますが、おわかりになる方よろしくご教授ください。

    #97723
    ポルポル
    キーマスター

    >①遺体に残った銃弾や周囲に落ちている空薬莢から、ロシアによるものか、ウクライナによるものか判断できないでしょうか?

    使用された弾頭と銃の両方を押収できた場合、ライフルマーク、発射残渣、薬莢やプライマーに残った傷などから弾頭と使用した銃を関連付けられる可能性があります。

    ですが100%の精度が得られる方法ではないため確証が得られるとは限りません。

    >②一つの遺体で判断できなくても、複数の遺体を調べ、銃弾の種類の混在の仕方では判断できないでしょうか?

    ウクライナとロシアはソ連時代に製造された同じ弾薬を使用している可能性がある他、鹵獲された弾薬が使用される可能性もあるため、弾薬の違いだけで特定するのは難しいと思われます。

    >③以上の2つ以外に決定的な証拠を得られるとしたらどんなものがあるでしょうか?

    弾頭、薬莢、銃などの証拠が揃っていれば使用された銃が特定できる可能性があるため、次に銃と使用者を特定する必用があります。

    その方法としては指紋やDNA、推定死亡日時、防犯カメラ映像、無線記録、ドローン映像、衛星画像などの複数の証拠を照らし合わせるとある程度特定できる可能性があると思われます。

    #97727
    ウクライナに平和を
    ゲスト

    ポル様、ご回答くださりありがとうございました。

    確実な方法はないのですね。
    今まさに戦闘中で混乱していますから、調査そのものは難しいとは思っていました。だから、停戦その他で紛争が終了した後行われるだろう調査のために、なにを確保して残して行くものなのか?と思ったのが当方の質問の背景です。

    確実な方法がなくても、紛争が終結した後現地で複数の視点で詳細な調査ができればまだ望みはあるかと思います。ですが、コソボの時のように国連の監視下になり深く入った調査をするのは、相手がロシアで安保理常任理事国である限り難しそうです。嗚呼……

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