多少の差はあれどM-LOKの放熱性はピカティニーレイルより劣るということはありません。
ですが頑丈さはピカティニーレイルの方が優れます。
ピカティニーレイルは強固なため重い機器を装着する場合に適しており、一方M-LOKは軽量なため素早くターゲットを捉えるスピードが求められる場合に適しています。
また、歴史はピカティニーレイル(1995年~)の方が長いため対応する機器が豊富なのが利点ですが、M-LOK(2014年~)はオープンソースのため製造コストが安い他、アクセサリー配置の自由度が高いという利点があります。
>MK16は優れたハンドガードですが、他のモデルも併売しているのは特殊な需要があったりするのでしょうか。
ユーザーが求めるニーズが様々なため、それぞれに対応する製品を展開しています。
例えば、サポートハンドを突き出して保持したい場合は左右に張り出した形状のMK4(ピカティニーレイル有り)やMK8(ピカティニーレイル無し)を選択、CMP(シビリアンマークスマンプログラム)に参加したい場合はレギュレーションに適合するMK7を選択、手が小さいのでスリムな形状を選択したい場合はMK13やMK14を選択、アルカスイス対応が必要な場合はMK18を選択するといったように、それぞれのニーズに応える選択肢が用意されています。