バネは圧縮状態を維持した状態よりも伸縮を繰り返す方が寿命が早く短くなります。
(基本的に実銃に使用されるリコイルスプリングやマガジンスプリングは定期的な交換が必要な消耗品です)
9mmの場合、リコイルスプリングは概ね2000~5000発ごとに交換が必要ですが、マガジンスプリングは1~2万発でも本来の性能を維持する場合があります。
ただし、これはマガジンスプリングの品質の違い(適正な熱処理が施されているか)や、マガジンや銃の種類、マガジンの使用頻度などによっても異なるため、全ての銃をまとめて一概に製品寿命が何発や何年と言えるものではありません。
ですが、一般的に品質の高いマガジンの場合、フルロード状態で5年放置しても問題ありません。
マガジンスプリングが劣化し弱くなると射撃時に装填不良が出やすくなるため、そのような問題が起きたら交換が推奨されます。
もし護身用として使用する際、マガジンスプリングの劣化に不安を感じる場合は、年に1度マガジンスプリングを交換するのも良いです。
私の経験ではマガジンスプリングがヘタる頃にはマガジンリップが変形したりとマガジン本体が傷んでいることが多かったので、割り切って新しいマガジンに丸ごと交換していましたが、その方が信頼できます。
特にダブルスタックはシングルスタックよりマガジンスプリングの不調がジャムの原因として現れやすいため注意が必要です。