警官を標的にした銃撃犯への対応について

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  • #90888返信
    Mr.Smith
    ゲスト

    ポルさん、お久しぶりです。また質問したいことができましたので質問させてください。
    先日、YouTubeにてこのような動画を見つけたので、視聴してみました。

    【犯罪記録カメラ】パトカー銃撃 | ボディカム~アメリカ警察24時~ep.6 (ID Investigation Discovery)

    どうやらアメリカの警察のボディカメラの映像を取り上げた動画のようで、動画前半の30分少々の部分は、実際にアメリカニューメキシコ州アルバカーキで発生した事案のようです。
    この事案では、AK-47を所持した男が、通報を受けて駆けつけてきた警官を待ち伏せして銃撃した後、その警官が乗ってきたパトカーを奪って逃走し、追跡してきたパトカーに向けても複数回発砲、銃撃を受け警官が複数人負傷する事態となっています。最終的にパトカーで追跡中の警官がパトロールライフルで応戦し、銃撃犯を射殺する形で事件が集結しています。

    この動画を見て私が思ったのは、アメリカの警察でもこんなに対応が後手に回ってしまうのだなということです。まず警察が通報を受けていた段階で、容疑者が銃を所持してうろついていることが分かっていたわけで、真っ先に現場に向かった警官も通報の内容に違和感を覚えたと語っています。結果的にその予感は的中し、容疑者に銃撃され、更には武器が積まれたパトカーを盗まれるという事態にまで発展しています。しかも容疑者は無差別に市民を銃撃するのではなく、警官だけを標的にして銃撃していたわけですから、車両で逃げられてはこれほど警察にとって扱いにくいものはないと思います。
    逃げている容疑者を追跡中にも警官が複数人負傷するような状況ですから、前を塞いで逃走を阻止することも、横から体当たりしてスピンさせようにもできない訳です。

    私は決してこの時の現地警察の対応を批判するつもりはありませんが、動画内の事案のように、警官のみを標的にして銃撃しまくり、最終的に警官によって射殺されることで間接的に自殺してしまおうと考えるような銃撃犯に対して、警察はどのように対応すれば良いのでしょうか?
    また、万が一車両でそのような銃撃犯が逃走した場合、やはり追跡する警察は、後方から銃撃するか重武装のSWATの到着を待つ他ないのでしょうか?
    こちらで質問して良い内容なのか分からない戦術的な内容なのですが、ポルさんの分かる範囲で構いませんので、回答いただけると幸いです。よろしくお願い致します。

    #90895返信
    ポルポル
    キーマスター

    銃撃犯にどのような動機や目的があるかは事件発生から時間が経過した後や事件後に判明することが殆どのため、警察は早急に被害拡大防止や銃撃犯の無力化することが求められます。
    その点で警察側にとって銃撃犯に移動されることが最も厄介で対処が難しくなるため、先ずは一か所に留めて交渉や無力化後の確保が目標になります。

    警官を狙った有名な銃撃事件では2016年にバトンルージュとダラスで発生していますが、バトンルージュの事件では逃走中の銃撃犯をSWATが100ヤードの距離からAR15で射殺し、ダラスの事件では追い詰めた銃撃犯との交渉が決裂したためロボットアームの先に付けたC4爆薬で爆殺しました。

    どのような方法で解決するかは状況や現場の判断によって異なり、特にアメリカでは警察署によってポリシーが異なるため対処法に地域差があります。
    ある地域では陸と空から全力で追跡する場合もあれば、他の地域では空からの追跡をメインにし犯人が降車後に包囲網を狭めて確保するところもありますし、また状況によって対処法を全く変更することも行われています。

    しかしライフルに対してはライフルで対処されるのが通常です。
    統計では法執行機関員の殉職者のうち少なくとも25%以上がライフルが原因となっており、火力の強いライフルは脅威になり、ハンドガンでの対処は困難です。

    アメリカの法執行機関は1986年のマイアミ銃撃事件や1997年のノースハリウッド銀行強盗事件でライフルの重要性が認識され、こうした事件の影響でパトロールライフルの普及が進み、2001年の911テロの影響による膨大な予算によって装備内容が広く充実しました。
    現在ではパトカーにライフル弾対応のバリスティックシールド(防弾盾)を装備する警察も増えていますが、その反面、バリスティックプレートなどの重装備化に対しては「ミリタリースタイルが市民に威圧感を与える」といった政治的懸念もあり躊躇するところも多々あります。

    関連トピック:CQBにおける敵味方の識別について

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