どちらも直径105mmですが、105mm HEATには厚みのある長い弾頭、スパイク、重い金属製のフィンなどが備わっているため重くなっています。
もちろん軽量に設計することも可能ですが、軽い飛翔体では長い飛距離(射程)が得られないため、重い飛翔体を使用する必用があります。
私はこれを解説する際にピンポン球とゴルフボールを例にすることが多いのですが、同じ大きさでも質量が大きい方が大きな慣性力により空気抵抗による減速を抑えることが可能で、より遠くまで飛ばすことができます。
また、ご指摘の通り質量が大きい方が風の影響を受け難いため命中率向上効果もあります。