拳銃用の強化弾(+P)が一般的なメーカーから発売され始めたのはいつ頃?

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このトピックには10件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。1 ヶ月前 ゆうた さんが最後の更新を行いました。

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  • #72202返信

    ゆうた

    いつもお世話になっております。
    連日の質問ご容赦ください。
    タイトル通り、拳銃用の強化弾(+P)が一般的なメーカーから発売され始めたのはいつ頃からなのかなのでしょうか?
    ベレッタM9のスライド破断の理由のひとつにサブマシンガンで使う強化弾が使われたのが原因のひとつだったというのは有名な話ですが、これよりも以前に拳銃用の強化弾というのはあったのでしょうか?
    リボルバー、セミオート共に気になります。
    お手数ですがお返事をよろしくお願いします。

    #72206返信
    ポル
    ポル
    キーマスター

    最初のホットロードは.38ACP(1900年)と言って良いと思います。現在の基準では一般的なパワーですが、当時としてはハイパワーでした。
    .38ACP発売当時は高圧すぎてコルトM1900に使用するのは危険ということで、後にパワーを落とした.38ACPが販売されるようになりました。

    しかし「+P」という基準を作ったSAAMI(1926年~)は当時存在しておらず、いわゆる「+P」としての弾薬ではFBIが採用した.38スペシャル+P「通称:FBIロード(1972年~)」が最初になります。

    一方、ピストル弾では.38スーパー+Pが初ですが、「+P」のヘッドスタンプが刻印されるようになった1974年より以前(.38スペシャル+Pより前)から高圧な.38スーパーが使用されています。

    1970年代までは護身用であってもFMJを使用するのが一般的で「+P」の概念がありませんでしたが、ハイキャパシティーピストルが増加した1970~1980年代からホローポイント弾や「+P」が注目されるようになりました。

    #72210返信

    ゆうた

    ポルさん、いつもありがとうございます。
    ずいぶん古くから強化弾はあったのですね。
    そして認識され始めたのが1970年代からというわけですか。
    ではベレッタM9が米軍に配備された頃には9x19mmの+P弾(拳銃用)があったのにも拘らず、サブマシンガン用の強化弾を使って壊しちゃったって事なんでしょうか。
    これで不良品扱いされたらベレッタが可哀想ですね。

    #72221返信
    ポル
    ポル
    キーマスター

    >ではベレッタM9が米軍に配備された頃には9x19mmの+P弾(拳銃用)があったのにも拘らず、サブマシンガン用の強化弾を使って壊しちゃったって事なんでしょうか。

    強装弾が原因でM9のスライドが割れたというのは誤解ですし、サブマシンガン用を使用したというのも正確ではありません。

    そもそも9mmNATOはサブマシンガンでも作動しやすい高圧で9mmルガー+Pに相当しますが、+Pはアメリカの民間規格なのでNATOでは使用されていません。
    9mmNATOのスペックはサブマシンガンでの作動を考慮したため「サブマシンガン用」と言えなくもありませんが、サブマシンガン用とハンドガン用に分かれているわけではありません。

    またM9のスライドが割れたのは9mmNATO弾使用中の事故ではありますが、ベレッタ社側は弾薬に原因があると主張し、米陸軍側はフランスで製造されたスライドの素材に不純物(テルル)が含まれていたことが原因と主張しました。
    そしてスライドの設計はそのままでスライドの製造工程を見直した結果、破断事故が起こらなくなったため、原因はスライドの素材にあると見ることができます。

    #72234返信

    ゆうた

    ポルさん、追記ありがとうございます。
    私はサブマシンガン用強装弾>拳銃用強装弾という考えでいたのですが、そもそもサブマシンガン用に特別に用意された強装弾は特にないわけなんですね。
    ということは、ベレッタM9のスライドが割れたのはベレッタの責任だった…ということですか。
    ベレッタ92FSの説明書に+P弾を使うと寿命が縮まると書いていますが、壊れるとは書いてなかったので、当時のベレッタM9のスライドは未完成みたいなものだったんでしょうか。
    まあ改善されたのなら問題はないですけど、トライアル期間に同じ事故が起きてたらM9の名はSIG P226に与えられていたかもしれませんね。

    #72236返信
    ポル
    ポル
    キーマスター

    >ベレッタ92FSの説明書に+P弾を使うと寿命が縮まると書いていますが、壊れるとは書いてなかったので、当時のベレッタM9のスライドは未完成みたいなものだったんでしょうか。

    どんな銃でも+Pを使用すれば寿命が縮まりますが、軍用銃としては+Pに対応して当然ですね。
    スライド以外にフレームの右側が割れる問題もあったので、未完成と言えると思います。
    最初にフレーム不良が発覚したのは1984年ですが、解決したのは最終的にM9に決定した1988年でした。

    >トライアル期間に同じ事故が起きてたらM9の名はSIG P226に与えられていたかもしれませんね。

    1984年のトライアルでM9の勝利がほぼ決定でしたが、1984年にフレームが割れ、1987年にスライドが割れ、1988年のトライアルで最終決定したという経緯ですので、まさにトライアル期間中の事故でしたが、担当部門のM9プログラムオフィスが頑張って押した印象があります。

    #72238返信

    ゆうた

    ポルさん、再度の追記ありがとうございます。
    トライアル中にベレッタM9は二度も事故を起こしていたんですか。
    それを覆すほどベレッタM9、もしくはベレッタと米軍に何か特別なものがあったのでしょうか。
    私が選択決定権を持っていたらためらうことなくSIG P226にM9の名を与えていたでしょうね。
    噂レベルの話で恐縮ですがM9トライアルには政治的な判断も加味されたとする意見もありますよね…。

    #72260返信
    ポル
    ポル
    キーマスター

    >トライアル中にベレッタM9は二度も事故を起こしていたんですか。

    件数で言うとスライド破損(肉眼で見えない割れを含む)が14件です。(海軍3件/陸軍11件/負傷者4人)
    そのうち4件はM9ではなく民間モデルの92SBF/92SBでした。
    3万発で破損したものと4500発で破損したものがありますが、4500発で破損したのは誤って9mmNATOより高圧な弾薬が使用された結果です。
    破損したスライドはいずれもイタリア/フランス製でしたが、1988年からアメリカで製造されてからは問題は起きていません。

    >それを覆すほどベレッタM9、もしくはベレッタと米軍に何か特別なものがあったのでしょうか。

    決め手となったのはコストで、SIGはベレッタより安い価格を提示できませんでした。
    現場の使用者にとっては関係ないことですが、トライアルでは価格差も大きなウェイトを占めていますね。

    >噂レベルの話で恐縮ですがM9トライアルには政治的な判断も加味されたとする意見もありますよね…。

    無いとは言えませんが、真相は分かりませんね。

    #72269返信

    ゆうた

    ポルさん、何度もありがとうございます。
    3万発撃てれば寿命だと諦めがつくんじゃないでしょうか。
    さすがに4500発は…と思いますが、原因がはっきりしてますから仕方ありませんね。
    あと納入価格の件ですが、やっぱりP226は高かったんでしょうか。
    今度のM17(P320)はずいぶん安い納入価格だと噂されていますが…。

    #72270返信
    ポル
    ポル
    キーマスター

    >あと納入価格の件ですが、やっぱりP226は高かったんでしょうか。

    いわゆる調達価格は、M9(92SBF)が178.5ドルに対しP226は176.33ドルと銃本体価格はP226の方が低価格でしたが、予備マガジンやスペアパーツなどを含めるとP226の方が高価になりました。

    >今度のM17(P320)はずいぶん安い納入価格だと噂されていますが…。

    M17は180ドルになります。
    民間だとフルサイズが800ドルなので、かなりお買い得ですね。

    #72275返信

    ゆうた

    ポルさん、何度もありがとうございます。
    M9トライアルでの調達価格はそんなに差はなかったんですね。
    それよりもM17の安さには驚きました。
    「M9トライアルで負けたから今度こそ!」みたいなSIGの意地を感じるほどです。
    やっぱり米軍正式採用ともなれば周りの見る目も変わってくるでしょうし。

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