拳銃弾の重さと威力

  • このトピックには6件の返信、1人の参加者があり、最後にゆうたにより1ヶ月、 2週前に更新されました。
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  • #77804返信
    ゆうた
    ゲスト

    いつもお世話になっております。
    またよろしくお願いします。

    あるブログで「45ACPの230グレインという弾頭重量は重すぎる。もう少し軽い方が威力が増すはず」といったような記事がありました。
    実は私もそう思うのですが、エアガンのBB弾の0.2g弾で撃たれた時と0.25g弾で撃たれた時の痛さが結構違うのです。
    そういうことを考えると「やっぱり230グレインって重さには何か根拠があるのかも」と考えたりもします。
    実際のところはどうなのでしょうか?
    よろしくお願いします。

    #77820返信
    ポルポル
    キーマスター

    .45ACPには様々な弾頭重量があり、なかでもポピュラーなのが185グレインと230グレインです。
    「185グレインと230グレインのどちらが優れているか」という議論は昔からあるものの、決定的な答えは存在しません。

    なぜ答えが存在しないかという理由の一つに、マズルエナジーを比較したとき、185グレインと230グレインのどちらが勝るとは言えないという理由があります。マズルエナジーは使用している装薬の量、燃焼速度、種類などによって弾速が異なるため、弾薬のブランドによっては185グレインの方がマズルエナジーが高いこともあれば、逆に低いこともあります。
    185グレインは230グレインより反動が軽く撃ちやすくなる傾向があるため、速射時に命中精度が高くなる場合がありますが、これは使用する銃の重さ、射手のスキル、体重、筋力、弾薬のブランドなどによっても異なります。

    仮に同じ銃と装薬の条件で比較したとき、軽い弾頭は重い弾頭より弾速が速くなりますが、空気抵抗や着弾時の抵抗を大きく受けやすくなります。弾頭が軽いということは、空気抵抗による減速率が大きく、ターゲットに着弾した際により小さな慣性によって貫通力が低下するというデメリットがあります。しかし一方で軽い弾頭は高速で落下量が小さく、離れたターゲットに対しても命中させやすいというメリットがあります。
    また、銃身長が短いピストルで軽量な弾頭を使用すると十分なガス圧と反動を得られないことによるジャムが発生することもあるため注意が必要です。特にサブコンパクトでは230グレインの方が作動が安定する傾向があります。

    ホローポイント弾の様に着弾時に拡張する弾頭の場合、軽くて弾速が速い弾頭は着弾時の拡張速度が速くなるため、着弾後浅い位置で拡張して抵抗が大きくなり、貫通時の深度が浅くなる傾向があります。
    一方、重い弾頭は拡張が遅いため、より深い位置まで進んで大きく拡張し停止します。
    これはホローポイント弾の設計によっても異なるため一概に言えることではありませんが、貫通力を得るには一定の重さが必要になります。

    185グレインと230グレインのどちらが優れるかという答えは存在しませんが、私が受ける印象ではディフェンス用途において230グレインの方が優れると考える人が多いと感じます。FBIも230グレインを選択しているように、流体に対する貫通力は重さが重要になります。
    しかし、アンダーウッド・エクストリーム・ディフェンダーの様に120グレインという軽量弾で弾速を稼ぎ、拡張させない構造でストッピングパワーを向上させる設計のディフェンス用弾薬も存在するため、弾頭重量で判断するのではなく、弾頭重量、弾速、使用する銃のタイプや重量、ターゲットの距離やタイプなど、総合的に判断することをお勧めします。

    #77822返信
    ゆうた
    ゲスト

    ポルさん、いつもありがとうございます。
    なかなか難しい問題のようですが、ポルさんのお返事を拝見している限りでは、45ACPには230グレインという重量弾がふさわしいと感じました。
    357マグナムでも230グレインなんて重量の弾はないので、てっきり重すぎるのではと思ってしまいましたが、浅い考えでしたね。
    重い弾頭の方が貫通力があるというのには、私は全く逆の考えでしたので驚かされました。
    「45口径は230グレイン」みたいな感じで言われているのも納得してしまいました。
    45ACPとは違いますが、S&W M500を撃ってる方がレンジで仲良くなった方に500グレインという超重量弾を貰って撃ったらメタルターゲットが大きな音を立てて大きく揺れた動画をツイッターに上げてらっしゃったのを思い出しました。

    #77829返信
    みがも
    ゲスト

    40S&Wの180grでもほぼ同程度の初速があるようなので、.45で185grを選ぶくらいなら.40のハイキャップオートを選んだ方がスマートかな、と個人的には思ってしまったりはします。勿論、40S&Wの無かった昔ならそんなことは言えませんが…10連発規制の生きている州なら、.45シングルスタックで弾倉は7~8連スタンダードか10連セミロングかってのもアリですしね。

    それに、威力を求めるなら+Pで230grでも銃口初速950ft/sec(9mmの147grと同程度)付近まで出す製品もありますし、遅いなら遅いで、威力を保ったままサプレッサーに相性の良い低速弾としての需要もありますしね。45ACPには230grの選択肢はやっぱりあって欲しいですよね。

    #77857返信
    ゆうた
    ゲスト

    みがもさん、こんばんは。
    仰る通り180グレインの40S&Wを使った方が185グレインの45ACPを使うよりも弾がたくさん撃てていいですね。
    今回の私は単純に230グレインの弾頭は45ACPには重すぎると思い込んでたんですよ。
    それがやっぱり45ACPには230グレインの弾頭がふさわしいとポルさんのお返事から得ることができて、「45ACP=230グレイン」の公式は間違ってないんだな、と再認識したといいますか…。

    #77871返信
    Mr.Smith
    ゲスト

    ゆうたさん、お久しぶりです。
    .45ACPといえば、以前、某Gun雑誌の現役ポリスオフィサーへのインタビュー記事を読んだ時に、その雑誌に度々登場するジェイソン・デイヴィスというオフィサーのコメントが載っていました。
    彼はLA郊外にあるアーケディアPDのサージャント(巡査部長)で、SWATチームのスナイパーやファイヤーアームズ インストラクターなどを務めているベテランオフィサーなんですが、その記事で彼は「ポリスワークには230グレインの.45ACPが最適だ」と述べていました。やはり、230グレインの.45ACPのストッピングパワーに信頼を置いているようです。
    デイヴィス氏はコルト1911のユーザーで、メインのデューティガンもバックアップガンも、更にはオフデューティガンも、殆どの場面でコルトの1911シリーズを携帯するという徹底ぶりでした。
    勿論彼の意見は個人の意見ですが、現役のベテランポリスオフィサーの意見としては、中々信頼性があると思います。
    アメリカの法執行機関の界隈では、近年FBIが9ミリルガーを再採用するなど、全体的に見て9ミリルガーの評価が上がってきている気がしますが、それでもFBIでは、ポルさんの仰る通り、一部で230グレインの.45ACPが使用されていますし、これはLAPDなどでも同じです。
    それを考えると、法執行機関における230グレインのの.45ACPの有効性はまだあるのかなと思いました。
    長文失礼致しました。

    #77908返信
    ゆうた
    ゲスト

    Mr.Smithさん、お久しぶりです。
    45口径に信頼を置いている方はやはり230グレインの弾頭を使っているのですね。
    ますます「45ACP=230グレイン」の図式が強くなってきました。
    実は私は45ACPの性能にはかなり懐疑的(でも1911は大好き)なのですが、もし使うような場面があれば230グレインの弾頭を使用したいと思います。
    (ないと思いますが)

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