有効射程距離はサイトやストックの有無にもよるため一概に言えませんが、単純に飛距離という意味で比較しても2倍にはなりません。
例を挙げると、弾頭重量115グレイン、初速1250fpsの9x19mmを使用し、1mの高さから水平に発射すると約190~200ヤードで地面に落下します。
そして同じ条件で初速が2倍の2500fpsの場合では、約330ヤードで落下します。
弾は発射直後から次第に減速し、空気抵抗を受け続けることで落下速度が加速します。
2倍の速度でより遠くまで飛ばすには、弾頭重量を増加させて慣性により空気抵抗による減速率を抑える必要があります。