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ライフリング製造時に心棒はどうやって取り出している?

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  • このトピックには0件の返信、1人の参加者があり、最後にポルポルにより3年、 11ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #60088
    ポルポル
    キーマスター

    冷間鍛造でバレルを作る場合、バレルの素材に穴をあけてその中に凸型ライフリングのついた心棒?を入れて周囲から叩くと思うのですが、この心棒をどうやって取り出しているのでしょうか?
    Youtubeとかで見るとごく普通に取り出している(但しフォージングマシンの中は見えない)のでスキマがあるのかとも思ったのですが、そうすると加工精度が低下する(ライフリングが正確に転写されない)のではないかと思ったりオイルかなんかで剥離用の膜を作るにしてもやはりその均一性が問題になりそうとか非常に不思議に思っております

    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    ハンマーフォージングによるライフリング加工を横から見ると、上図のようになっています。

    ハンマーはバレル側面を4方向から一分間に約1,000~1,500回の速度で叩いて圧縮しています。
    ハンマーの接触面は傾斜のある形状で、バレルを回転させながら少しずつ挿入し、短い心棒(マンドレルロッド)の周囲だけを叩いています。
    この傾斜によりバレルは少しずつ伸ばされ、加工完了時には元の長さより約30%ほど長くなります。

    つまり、心棒は固定されたままでバレルだけが移動しながら加工されており、またバレル内は予めオイルが塗られているため、心棒を抜くのに大きな抵抗はありません。
    ある意味、心棒を抜きながら加工しているようなものです。

    精度については、製造に失敗することもあります。
    心棒の固定位置がズレているとウロコ状に傷がつく、いわゆる「アリゲータースキン」と呼ばれる状態になることがあります。
    ですから、製造後には必ずバレル内を確認するスコープを利用してチェックされ、傷があるものは破棄されます。

    また、高精度バレルはボタン加工やカット加工でライフリングが切られており、精度に劣るハンマーフォージングでは製造されていません。

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