HB-PLAZA 入門者にやさしい銃器の話 › フォーラム › 実銃掲示板 › マシンガンを全兵士に持たせる事にはならない理由
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クシュネット
ゲストマシンガンを全兵士に持たせればアサルトライフルを持たせるよりも火力が増強されるのではと思うのですが
実際そのような軍や武装勢力はないように思います。これはなぜでしょうか?
機動性が下がること・マシンガンの方が単価が高いからでしょうか?
他にも理由があれば教えて頂けると幸いです。ポル
キーマスター歩兵は機動性が重要で軽量な銃を装備することで素早い移動や照準が可能になるため、全員が重いマシンガンを装備すると行動が制限され携行可能弾数も少なくなり、分隊の戦闘能力が低下します。
分隊支援火器であるライトマシンガンはフルオート射撃(制圧射撃)によって敵の行動を制限し、軽快な味方歩兵が行動しやすい状況を作ります。
アサルトライフルでもフルオート射撃は可能ですが、フルオート射撃を前提として設計されたマシンガンのような継続射撃は困難で、過熱により命中精度が低下し破損やジャムの原因にもなります。
そのため継続的なフルオート射撃に対応する火器が分隊内に必要とされます。近年ではライトマシンガンの重さが分隊全体の機動性を悪化させていることが問題視されるようになり、分隊の戦闘能力向上のため軽量なフルオート火器の開発が進みました。
その結果、米軍ではM249の代替としてフルオート射撃に対応するM27 IARが採用されており、米海兵隊ではマシンガナーに限定せずライフルマンもM4ライフルからM27への交替が進んでいます。
しかしM27は30発おきにマガジン交換のため射撃を中断する必用があり、制圧射撃の効果が低下することを懸念され米陸軍はM27への交替に難色を示しています。名無し
ゲスト現代戦では市街地で建物内を掃討する事も多いと思います。(取り回しを考えるとM249は邪魔です)
また、アフガニスタンで長距離戦が展開されると分隊支援火器が有効では無いと海兵隊も気付きました。(5.56で当たるか微妙な距離で弾をばら撒いても仕方ない→M27 IAR開発のきっかけ)なので現時点ではマシンガンを全員に持たせるのは戦術の幅が狭まる可能性さえあります。
将来的には新型弾薬、マルチキャリバーライフルとモジュラーシステムによりアサルトライフルと分隊支援火器の壁はなくなると思います。(米軍の次世代ライフルがそんな感じですし。過去にも、似たのでXM8がありましたよね(汗))(弾薬はロシア、米軍共に将来、新規格を使う感じです。)イッチー
ゲストサバゲーをやってみるとわかりますが、最初はリアルさにこだわって金属を多用した重い銃や長い銃を使用していても、軽くてある程度短い銃が楽で有利だと気付きます。
実戦でも同じなのでしょう。
全員が連射は出来るけど重くて長いマシンガンを持つより、機動性重視の小銃とそれを支援するマシンガンに分けた方がいろいろな状況に対応できる。(*‘ω‘*)
ゲスト機関銃はどの様な配備をするのでしょうか?
中隊に配備されてから分隊に割り当てるのかな?- 投稿者投稿