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ベレッタ92FSとSIG P226を比較すれば?

  • このトピックには5件の返信、2人の参加者があり、最後にみがもにより5年、 4ヶ月前に更新されました。
6件の投稿を表示中 - 1 - 6件目 (全6件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #32668
    ゆうた
    ゲスト

    連続して書き込みさせて頂き申し訳ないです。
    「Beretta M9A3は不採用?」の記事で「もし「戦場に持っていくピストルを1丁選べ」と問われたら、私は迷わずM92FS/M9を選択するでしょう」とお書きになられていますが、私ならSIG P226を持っていきたいと思います。
    理由は堅牢で作動性が高いというだけなのですが、ベレッタ92系はオープンスライドのため砂塵などの汚れに弱いのではないでしょうか?
    命中精度はベレッタ92のほうが上回るようですが、いざというときに作動してくれないと大変なことになります。
    ポルさんはどうして他の銃よりもベレッタ92FSを高く評価してらっしゃるのでしょうか?
    またSIG P226と比較した場合のポルさんの評価もお尋ねしてみたいです。

    #32677
    ポルポル
    キーマスター

    いえいえ、何度でも書き込みください。

    ベレッタM92FSとSIG P226はどちらも軍用として優秀なピストルだと思います。
    私がM92FSを評価する理由は、ジャムが少ない、グリップフィーリングが良い(私には)、使用弾薬が9mmルガーで装弾数が多く信頼性が高いという理由からです。特にM92FSのジャムが少ない点は素晴らしいです。
    SIG P226も9mmルガーでジャムが少ないのですが、デコッキングレバーの配置の関係上、グリップフィーリングが私の手にはあまり良くないので、この点でM92FSの方が好みです。また、P226は9mmとしては少しサイズが大きく感じます。

    オープンスライドはあまりデメリットとはならないので心配無用だと思います。そもそも問題であれば米軍が採用しませんし、逆にチャンバーを確認しやすく、ジャムクリアもしやすいといった扱いやすいデザインだと思います。砂塵も不安はありません。
    一方、私が思うM92FSの弱点は、トリガープルとセイフティレバーです。M92FSは初心者でも扱いやすいピストルですが、命中率を上げたい場合、トリガープルは慣れるのに少し時間が掛かると思います。また、スライドを引く際にセイフティレバーは若干邪魔です。
    エアガンやモデルガンと違って実銃のセイフティレバーはカッチリした操作感なので悪くありませんが、理想はスライド上にはレバー類が無い方が良いと思います。

    米軍はM9の採用を止めますし、ネイビーシールズもP226からグロック19に変更しますし、ある意味どちらのピストルも時代遅れかもしれませんね。

    #32678
    ゆうた
    ゲスト

    ポルさん、どうもありがとうございました。
    性能は甲乙つけがたいがベレッタ92FSのほうがポルさんの手と気持ちに合ってるということなんですね。
    私は実銃射撃経験ゼロなので雑誌などの受け売りで命中精度以外はP226のほうが良好だと思ったのですが、やっぱり銃は人が使うものですから使う人が信頼できないとダメなんでしょうね。
    ポルさんはベレッタの欠点を知りつつ選択されるのですからそれがベストなんでしょうね。
    今の92系のマガジンは17連発のものになっていると聞きますからグロックをはじめとしたポリマー系の大半と装弾数でも劣ることはありませんもんね。
    >ある意味どちらのピストルも時代遅れかもしれませんね。
    同じような意見を国内雑誌でも見ました。
    思えばM9は米軍正式拳銃になって30年すぎたわけですか。
    不満もまったくなかったわけではなかったようですが、実際に兵士にアンケートを取るとM9に不満を持っているほうがずっと少なかったように記憶しています。
    そんな米軍も新しい拳銃に乗り換えるようですが口径含めて何が勝つのか興味深いです。
    何が選ばれたとしても1911、M9に続いてメディアなどにひっぱりだこになるでしょうね。

    #71069
    マジパネェッス
    ゲスト

    ベレッタのM92系はプロ用の印象があります。

    M92系は9000発程度撃つとプロップアップ機構のロッキングブロックが
    壊れる事が有名であり、
    これが運悪く破片が変な食い込み方をすると、治すのが非常に大変
    という事を、ガンプロのキャプテン中井氏がおっしゃられていました。

    機械の扱いが苦手な自分には、戦場に持っていく事には
    いささか抵抗があります。

    やはりポル氏のような、扱いに長けた人間のみの良き相棒、
    となるはずです。

    #71647
    マジパネェッス
    ゲスト

    ちなみに信頼性に関してなんですが、
    ベレッタのスライドのオープントップ構造は、
    たしかに砂などの混入による閉鎖不良に、若干の心配がありますが、
    それ以上にシグの場合、ティルトバレル方式としてのロッキングラグを、
    M1911のような内臓式にはせず、
    エジェクションポート利用となっております。
    これは、心臓の一部が外に飛び出している、
    なんて状態であり、ベレッタをとやかく言える筋合いではないはずです。
    「そのやり方、お前さんが世に広めたんだろう!w」
    そうツッコミたいお話です(笑)。

    実際のところとしては、
    古いGUN誌でおなじみの銃器レポーターのJACK氏は、
    ベレッタ92系を高く評価しておられ、
    「もし銃を1丁だけ持てるとしたら、ベレッタを選ぶ」
    と、94年10月号で述べられております。
    信頼性については92もP226もそん色なく高いはずです。

    ちなみに私めはコルトガバメント派なんですが、
    多弾数の標準化だのトリガー方式の進化だの、
    近代化となぜか極めて縁(えん)がない、
    古さの極みといえる銃です(笑)。

    #71661
    みがも
    ゲスト

    サービスピストルとしては、物凄く大雑把に言ってしまえば性能はどちらも同じ…ではないでしょうか。どちらかが壊れるまで耐久テストをするとか0.1mm単位の精度テストをするとかであれば差は出ると思いますが、そこまでやっても現実的には意味は無いと思います。ベレッタ92とP226は米軍M9トライアルでも競った仲ですが、性能面ではどちらも合格、つまり厳しい米軍基準でどちらも同程度の高性能と判断されたと言えるので、実用上はどちらもそれほど変わらないと思います。実際にベレッタ92は汚れようと安物の弾を使おうと良く動く戦場の銃だと評判が良いので、個人的にもこれを選ぶという人が多くても不思議はないと思います。

    差が出るとすれば、やはり触ってみてデザインが好みに合うかどうか?ではないでしょうか。ベレッタ92のスライドに取り付けられたアンビのセイフティレバーやSIG独特のスライドリリースレバーの位置をどう思うかであったり、グリップを握った時の感触、トリガーフィーリングであったり…こればかりは個人によるので、92とP226ならどちらが良いかは人それぞれだと思います。

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