ブローニングM2の装填でチャージングハンドルを二回引く理由は、一回目でベルトリンクからカートリッジを引き抜くためのエキストラクターをカートリッジ後端のリムに引っ掛け、二回目でカートリッジをベルトリンクから引き抜いて薬室内に送り込むためです。
これを一回で完結するには、弾を装填する際にカバーを開け、手動でエキストラクターをリムの上に置いてカバーを閉めると、チャージングハンドルは一回引くだけで薬室内に装填されて射撃準備完了となります。
どちらの操作方法でも問題ありませんが、カバーを開けるとエキストラクターは寝ているので、急いで再装填したい場合はベルトリンクに繋がれた弾を所定の位置に置いてからカバーを閉め、チャージングハンドルを二回引いた方が単純で早いです。
或いは、カバーを開けた状態で一回引くとボルト前進時にエキストラクターが跳ね上がるので、この場合はリムにエキストラクターが掛かる位置にカートリッジを固定し、カバーを閉めてチャージングハンドルを一回引くだけで装填完了です。
また、カバーを閉めたままカートリッジを横から突っ込むとストッパー(ベルトホールディングパウル)がカートリッジを固定するので、このままチャージングハンドルを二回引くだけでも構いません。
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