ブレイク・オープンタイプのリボルバーは構造上の問題でハイパワーな弾薬に対応できないと聞きますが、もっと細かく聞きたいです。ブレイク・オープンタイプのリボルバーで問題なく使用できる弾薬は、なにで限界なのでしょうか?
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当時のトップブレイクリボルバーでは、S&W No.3で使用された.44S&W(.44アメリカン)、.45スコフィールド、.450リボルバー、.455マークI/IIなどが当時強力だった弾薬です。
現在では、イギリスのアンダーソンウィーラー社がクロムモリブデン鋼を使用したウェブリースタイルのトップブレイクリボルバー(Mark VII)を製造し、こちらでは.357マグナムが使用可能です。
またUberti社の復刻版S&W No.3では、.45コルトや.38スペシャルが使用可能です。
こうしたトップブレイクリボルバーは長期的に見るとスイングアウト方式よりも強度が劣るため弾薬の大量消費には向いておらず、コレクターズアイテムとして評価されています。