.40S&Wのグロックでクラックが入ることがあるという話は以前からありますが、9mmより.40S&Wが強力だからという理由ではありません。
9mmと.40S&Wはどちらも殆ど同じ腔圧で、35,000 psi以下です。
ただ、同サイズのピストルでは、弾頭重量が重い分だけ.40S&Wの方がリコイルが強く感じられます。
.40S&Wのグロックでクラックが入るケースでは、多くの場合古いモデルが殆どで、90年代から2000年代初頭製が多く見られます。
考えられる理由は、製造時のミス、+Pやリロード弾などハイプレッシャーな弾薬を使用・・・などがありますが、私が最も疑うのはヘタってしまったリコイルスプリングを交換せずに長期間使用し続けた結果です。
これがもし全ての.40S&W口径のグロックで同じ結果となれば設計上の問題と言えますが、そうではないので、先に述べたような原因があるのではないかと思われます。