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グレネード弾について

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このトピックには3件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。1 ヶ月前 ヌル さんが最後の更新を行いました。

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  • #69542返信

    ヌル

    小説でグレネード弾と同じ質量の鉛弾をグレネードランチャーで撃って小銃で貫通できない厚さの鉄板を貫通する話があるのですが、グレネード弾と同じ大きさの金属弾を発射できたとしたら、それは可能ですか?

    #69548返信

    もっこもこ

    1.グレネードランチャーの種類と2.弾頭に使用される素材・弾頭の形状、3.薬莢内に充填される火薬の量と4.距離による。

    参考貫徹力 RHA(均質圧延鋼板)換算値
    5.56×45mm弾       距離350mで7mm
    7.62×51mmAP(徹甲)弾 距離600mで16mm
    12.7×99mmAP弾     距離1800mで29mm

    先にヌルさんの質問された状況に沿った答えを言うと、基本的に無理です。
    グレネードランチャーは貫通力を重視した武器ではないので、小銃で貫通できない厚さの鉄板では弾頭を変えてもそこまで貫徹力は上がりません。
    ただし、魔改造をした弾頭によってはその限りではないと思います。
    具体的には40mm(NATOで使われるスタンダードなグレネード弾の直径)という弾の直径の大きさを活かし超小型のHEAT弾化する(ちゃんと作れば多分80mm程度の装甲板なら貫通できる)、弾芯を矢型にしたタングステンや劣化ウランに改造しAPFSDSもどきにする(弾速が遅いので期待薄)等、現在戦車の砲弾に使われている技術を40mm弾に無理やり適用すれば小銃弾より貫徹力の高い弾を作るのはおそらく可能です。

    ただし弾頭を柔らかい鉛で作っては貫通力など望めません(貫通力は上がるだろうが7.62mmのAP弾ほど高くはならない)。さらに上述1と3に関する問題で基本的に貫通力は弾頭の重さと弾速で決まります。弾頭が重ければ低速でも貫通力はあり、その逆もあります。石を手で投げるかマシュマロを音速で飛ばすかの違いになりますが、グレネードランチャーは前者型の武器であり、小銃は後者型の武器になります。
    グレネードランチャーは発射初速が遅い上に発射後の弾のエネルギー量も小さいので弾頭の種類で殺傷能力が決まるタイプの武器ですが、基本的に爆発する榴弾系の弾頭を使用するので貫通力など求めません(それでも薄い壁やドアぐらいなら突き抜ける)。
    貫通力を求める場合は小銃弾をさらに強力にした機関銃弾や砲弾を使用する武器を用います。
    重機関銃では12.7mm、ガトリング砲では20~30mm、対空砲では20~57mm砲弾を使用し、基本的に数字が大きければ大きいほど貫通力も上がるので貫通力を求めたグレネード弾使うより重機関銃や対物ライフル撃った方が早いですね。

    #69553返信
    ポル
    ポル
    キーマスター

    >グレネード弾と同じ大きさの金属弾を発射できたとしたら、それは可能ですか?

    米軍のM385A1グレネードは着弾しても爆発しない40mmグレネードランチャーの訓練弾で、約250グラムの金属の塊が発射されますが、弾速が遅いため貫通力がありません。

    貫通力を得るには硬い弾頭と高速な弾速が必要になりますから、低速な鉛弾によって小銃で貫通できない厚さの鉄板を貫通することは不可能です。

    まだ実用化されていない「レイシオン・パイク」という40mmグレネードランチャーから発射可能な小型ミサイルが存在しており、こうした推進力を持つ金属弾と硬い弾頭を組合せれば一定の貫通力を持たせることが可能かもしれませんが、そこまでするなら素直にM433 HEDPといった着弾と同時に爆発し軽装甲を貫通可能なグレネード弾を使用した方が良いですね。

    #69556返信

    ヌル

    わざわざ細かく説明してくださってありがとうございました!
    やはりフィクションはフィクションなんですね(^_^;)

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