返信先: SAKURAはなぜM360がベースなのでしょうか?

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#35633 返信

Mr.smish

サイト管理人であるポルさんが完璧な回答をした後からになりますが、一応自分も投稿させていただきます。
まず日本警察の制式拳銃から説明していきます。2016年現在、日本警察が採用している拳銃は、ニューナンブM60、S&W M37エアウェイト、そしてこのトピックの中で名前が出されているS&WM360JSAKURA、主にこの3種類の38口径回転式拳銃が全国の警察本部で配備されています。
またその他にも、機動捜査隊、SPなどの私服警察官向けの32口径自動拳銃 SIG P230、またこの他にも日本警察内部では特殊攻撃用拳銃いう位置付けとされている拳銃もあります。銃器や麻薬などの違法売買の取り締まり、捜査を行う組織犯罪対策局(部)の捜査員や機動隊員向けに支給されている9ミリ口径のS&WM3913自動拳銃、一部の制服警察官やSPなどに配備されているH&K P2000自動拳銃、各都道府県警察本部刑事部捜査第一課特殊犯捜査係(SIT)の捜査員に支給されているベレッタM92自動拳銃、機動隊内の銃器対策部隊や警備部の特殊急襲部(SAT)に配備されていると思われるH&K USP、グロック17,19、SIG P220、P226、P228自動拳銃などがその部類に入ります。これらの拳銃はいずれも9ミリ口径の自動拳銃です。また過去には1990年代ごろまで、米軍から供与されたと思われる45口径のコルトガバメントM1911A1や32口径のブローニングM1910などの自動拳銃も使用されていました。
このように日本警察が採用している拳銃は、アメリカ、ドイツ、イタリア、オーストリア、スイスなど、様々な国の銃を多岐にわたって配備しています。
無論これらの銃は、ミネビア社がライセンス生産している銃と、現地メーカーから日本の商社などを通して輸入されている銃とに分かれます。いくら時代が進んでも、日本警察の主力拳銃は回転式のリボルバーです。それは今も昔も変わりません。なぜSAKURAがM360ベースなのかというと、ポルさんの言うように銃自体が軽量というところもあるのだと思いますが、自分は日本警察とスミス&ウェッソン社の関係も理由の一つだと思います。
現在も多数が現役のニューナンブM60はS&W M36をベースに生産されていました。そして老朽化したニューナンブM60に変わって採用されたのが、S&W M37と言うわけです。ですがこの銃はアルミ合金製で多少強度不足と言う問題があり、全国の警察本部から警察庁は多数のシリンダー破損の報告を受け、銃を一斉回収し、現在は調達中止となっているようです。そしてその後継機種として選ばれたのが、S&W M360 SAKURAです。この銃がなぜ採用されたのか、どうしてスミス&ウェッソン社の銃をベースとしたのか、それはポルさんの言うように銃自体が軽量だということもあるのだとは思いますが、自分としては日本警察とスミス&ウェッソン社の関係が採用の決め手の一つだと思います。
日本警察とスミス&ウェッソン社は、戦後からスミス&ウェッソン社製の拳銃を使用していたこともあり、そのころから続く長い関係を持っています。そして後々日本国内でライセンス生産される銃もスミス&ウェッソン社製の銃をベースとしていたり、採用する銃もスミス&ウェッソン社の物が多数を占めるなどしていたためだと思います。言ってみればスミス&ウェッソン社にとって、日本警察はお得意さんのような感じなのだと思います。
まあ日本の警察にとっては、今まで使用してきたような5連発のリボルバーで、38スペシャル弾が撃てて、軽量で日常勤務の際の携帯に便利ならどんな銃でもよかったのだと思いますが、結局長年の付き合いがあるスミス&ウェッソン社製の銃が採用されたということだと思いますね。
357マグナム弾の使用に関しては、いくら銃が対応しているとはいえ、S&WのJフレームリボルバーでそんな強力な弾を撃ったら、慣れていないとグリップが当たる親指と人差し指の間を、鉄パイプで思いっきり殴られたように感じるくらいの強いリコイルがくるとyoutubeでおっしゃっている方がいました。https://www.youtube.com/watch?v=FewLeILjt8A←S&W 340PD 実銃レビュー
まあその辺りは少し余裕があれば安心のような考え方だったのだと思います・・・今回もかなりの長文失礼いたしました。よろしければ読んで返信していただけると幸いです。よろしくお願いします。

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