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ポルキーマスターリボルバーはシリンダーの容量によって装填可能な装弾数が決定されます。
装弾数を増やすには大きなシリンダーが必要で、大きなシリンダーには大きなフレームが必要となり、銃の幅、大きさ、重さが増大します。一般的に38~45口径弾を6発装填可能なリボルバーは携帯しやすく、かつ装弾数が少なすぎることもないため、歴史的にも6発が好まれていました。
38口径クラスで8発装填可能なリボルバーは競技用やホームディフェンス用として利用されることが多いですが、大きさや重さより装弾数を重視するユーザーには携帯用として利用されることもあります。
>また現代で他に8発のリボルバーはありますか?
S&WではM327、M627、M929、ルガーではレッドホークやスーパーGP100、トーラスではM608などがあります。
ポルキーマスタートリガーを引く前に薬室内に弾が装填されているか否かの違いです。
オートピストルは発射後に次弾が薬室に自動装填されますが、リボルバーはトリガーやハンマーを操作しなければ次弾がファイアリングピンやハンマーの前に位置しません。
リボルバーは落下など外部の衝撃でファイアリングピンやハンマーが動いても撃発しないため安全と言えますが、モデルによっては信頼性の高い内蔵型安全装置が備わっているため、全てのモデルに共通する差異ではありません。
ポルキーマスター戦闘時といったストレス状況下ではなく、射撃場などで時間的精神的余裕がある状況では発射済みの2発だけ排莢し、新しい2発を装填することは問題ありません。
しかしストレス状況下においては、周囲やターゲットを視覚的に警戒しながら銃に視線を落とすことなくリロードする必要があり、2発だけ排莢するのは平常時と異なり困難を伴います。
この場合、弾を落としてしまったり、リロードが遅くなるリスクがあります。そのため射撃の途中で再装填(タクティカルリロード)が必要な場合は、未発射の弾も含めて全弾排莢し、新しい弾を装填する方が確実です。
>1発ずつ装填するにしても発砲直後のリボルバーのバレルやシリンダーは火傷するほど熱くなっている
撃ち始めてすぐにシリンダーが触れないほど熱くなることはないのでご安心ください。
ただしバレルは熱くなるため注意が必要です。
慣れていないとリロード中に誤ってフォーシングコーン(バレル後部)に指が触れてしまい火傷する人もいます。
ポルキーマスターKフレームは.38スペシャルを使用することを前提として設計されたフレームのため.357マグナムの使用を想定しておらず、M19の生みの親であるビル・ジョーダンもM19には.38スペシャルをトレーニング用として使用し、.357マグナムをデューティー用として使用することを想定していました。
M19は携帯しやすい.357マグナムリボルバーを目指したモデルであって、弾薬を大量消費することを目的としていません。しかし実際にM19で.357マグナムを使用して問題が生じるかといえば、必ずしもそうではありません。
.357マグナムには様々なブランドや弾頭重量があり、低圧なものから高圧なものまで存在します。
仮に高圧な.357マグナムだけを使用し数千発単位で発射すれば問題が生じる場合もありますが、ブランドを問わず.357マグナムを使用しているユーザーのなかには全く問題が無いということもあり、どのような弾薬を使用するかによって問題の有無やその生じ方が異なります。M19で.357マグナムを使用する際に特に気を付けたいのは軽量弾の場合ですが、これは高温高圧のガスをフレームに吹き付けて生じるフレームカットや、フォーシングコーンの割れなどの原因となるため、安全のためにも弾頭重量の重い弾薬が推奨されます。
しかしステンレスモデルのM66はガス圧に耐性があるため、カーボンスチールのM19よりは問題が生じにくい傾向があります。トリガープルの重さ(ダブルアクション)については、M19で約10~11ポンド、M66で11~12ポンドほどになります。
M66は強めのリバウンドスプリングが使用されており若干重めですが、トリガーのリターンが早いため速射時に効果を発揮します。トリガープルのスムーズさはM19の方がスムーズで、M66は荒さが目立ちますが、分解してポリッシュしたり使用しているうちに動きが慣らされてスムーズになります。
昔のM19はバレルの取り付けからトリガージョブまで熟練工により組立てやフィッティングが行われていましたが、M66は製造工程や素材を見直しコストカットによって新人でも組立てやすく仕上がっているため、コレクターにはM19の方が人気があり、実用品としてはM66の方が好まれる傾向があります。市場の殆どのユーザーは何千何万発と弾薬を消費することはなく、Kフレームの.357マグナムで問題を経験するユーザーは稀です。
問題が生じても消耗したパーツは交換で対応できるため実用上の問題は殆どなく、多くの問題は容易に解決可能です。
それでも高圧な.357マグナムを長期にわたって撃ちまくりたい場合は、S&WよりルガーGP100といったサイドプレートを使用しないモデルの方がおすすめです。キーロックの問題については、記事「S&Wリボルバーのキーロックシステムの問題点とは?」をご覧ください。
ポルキーマスター1911ピストルのデザイン(設計)の特許は1910年に出願され1930年に期限が切れました。
もし1986年まで特許が有効だとしたら1970年代にAMTハードボーラーは販売されなかったでしょうね。
ポルキーマスター同じ弾頭重量で比較したとき高圧な弾薬は弾速が速く、弾道曲線のカーブが緩やかになります。
つまり、弾道がフラットで弾頭の落下量が減るためターゲットまでの距離が離れても狙点に命中させやすくなります。また、反動が大きくなることで撃発後の弾頭が銃口を離れるまでの間に銃口の位置が上昇し、狙点より上に命中することがあります。
ですが射手によっては大きな反動を予測し撃つ瞬間に銃口を下げてしまうこともあり、必ずしも上に命中するとは限りません。
ポルキーマスターガンたこから銃の種類を特定するのは不可能です。
とはいえ個人的に創作活動においてリアリティーのある虚構はアリだと思います。
ポルキーマスター以前に「「ガンたこ」は実在する?」というご質問に回答したことがありましたが、他のスポーツと同様に日常的に銃を扱っているとタコができます。
トリガーガードに触れる中指側面や、反動を受ける人差し指と親指の間が厚くなりますし、マガジンに弾を装填する作業を繰り返すことにより親指の腹が厚くなることもあります。ショットガンなど反動の強い銃で肩にアザができることがありますが、アサルトライフルを使用する熟練者ではアザは残りません。
初心者はアサルトライフルでアザが残ることがあり、これはストックの当て方に問題がある場合です。
(例外的ですが女性の場合はブラジャーのパーツがストックに押されてアザが残ることがあります)
また、強力なライフルでストックの長さや形状が射手に合わない場合に銃が大きく跳ね上がることで顎にアザが残ることもあります。>日常生活の立ち振る舞いに現れる射撃熟練者特有の仕草
映画や小説では良く見る表現ですが、現実には殆ど無いかもしれません。
私もアメリカで軍出身のプロシューターやインストラクターに会う機会がありましたが、皆さんそれぞれに個性があって一般人と変わらない雰囲気の方が多かった気がします。(職業柄なのか滑舌が良くて声が大きい人が多い印象もありましたが)
ポルキーマスター使用した銃はハンドガンでしょうか?
「15メートルを超えると急に弾がカーブする」ということは無いので、距離が離れてズレが目立っている状態だと思います。サイトが正しくゼロインされていないか、或いはサイトの見方が正しくない可能性もありますが、サイトが原因ではないとすればトリガーの引き方やグリップが手に合っていない可能性があります。
右にズレるということはトリガーを引く人差し指がトリガーガード内に深く入りすぎている可能性があるため、トリガーを指の関節で引くのではなく、指の腹で真っ直ぐ後ろへ引くようなイメージでトリガーを引いてみてください。
その際、トリガーを引く手の力はリラックスさせ、もう一方の手(サポートハンド)で強めにグリップすると良いです。
また、撃つ瞬間にサポートハンドの親指が銃を右側へ押している可能性もあるため、この点も要注意です。狙点より上に命中するのは反動を予測して無意識に筋肉に力が入っている状態と考えられるため、克服には時間を要する場合もあります。
コツはトリガーを引いて撃発するタイミングを意識することなく、発射毎に発射に驚くような状態にすることです。
表現が難しいですが、トリガーをゆっくり引いた際に「そろそろ発射される」と予測するのではなく、発射されたあとで「発射されてしまった」と驚くような感覚です。もしトリガープルに問題が無い場合は、使用弾薬が高圧であったり弾頭重量が重すぎる可能性もあります。
この場合は使用弾薬のブランドや弾頭重量を軽量なものに変更すると改善するかもしれません。また、ライフルなどストックを使用する銃でフルオート射撃時や速射時に右上に命中することは一般的な現象です。
右利きの射手が右肩にストックを当てると反動で右肩が押されて銃が右へ向こうとするため、マズルジャンプと重なって右上に命中しがちです。
この場合、反動に負けない前傾姿勢のスタンスで銃をコントロールする必要がありますが、筋力や体重が不足していても経験によってある程度コントロールできるようになります。
ポルキーマスター>ルガーmk1のようにサプレッサー内蔵型銃身のモデルまたは換装キットはありますか?
販売されています。
>バレルにサプレッサーを組み込むことは構造上可能ですか?
銃口にネジが切られたバレルに交換することで可能です。
Youtubeで「browning buckmark suppressed」を検索すると動画が見られます。
ポルキーマスターネイルガンは銃ではないため私の専門外ですが、個人的にセンターファイアのネイルガンを見聞きしたことがありません。
センターファイアはリムファイアより高コストなのでネイルガンとして割に合わないかもしれませんね。
ポルキーマスターMARSOC、フォースリーコン、MEU、AMUなどが使用していますが、一般的に米軍特殊部隊は保有する武器の中から作戦や状況に合わせて使い分けることが多いので、1911だけではなく9mmピストルなどと共に併用されることが多いようです。
ポルキーマスター>銃の保持が甘いとジャムを起こす。
>銃が動かない様に保持するとジャムを起こす。どちらも正しいです。

イナーシャシステムでは発射時の反動によって銃とボルトが同時に後退し、ボルトキャリアはその場に留まろうとします。
しかし、銃とボルトの後退によってイナーシャスプリングが圧縮され、その反発力によってボルトキャリアが後退し、閉鎖状態にあるボルトが開放され排莢されます。イナーシャシステムが正しく作動するためには反動による銃の後退が必要となり、もし銃を固定し後退できない状態で撃つとボルトキャリアが後退しないため閉鎖状態が継続されます。
光学サイトやウェポンライトなどを装着し銃の総重量が重くなると反動が軽減されることで作動の信頼性が低下しやすくなりますし、発射する弾の重量が軽すぎると十分な反動が得られずジャムの原因となる場合があります。一方、銃が固定されていない状態(自由に後退できる状態)で撃った場合では、銃の後退量が大きすぎることでボルトキャリアの後退量と相殺されてしまい、正しく作動しないことがあります。
これは女性や子供が射撃した際に起こりやすく、リコイルスプリングの強さを弱めることで対応可能な場合があります。>イナーシャシステムは作動に高圧のガスを使用しないので、ガス式に比べて求められる工業精度が少なくなる
恐らく「ガスピストンやガスポートなどが不要なためガス漏れを心配する必要がない」という意味ではないでしょうか。
ガス作動であっても高度な技術が必要となるわけではないので、工作精度の問題とは少し違う気もしますが。
ポルキーマスター>木製のグリップに換装できるということでしょうか?
グリップとフレーム(アウターフレーム)は一体なので換装できません。
>強度も高いということでしょうか?
.40S&Wや.357SIGに対応するためスライドの幅や長さが9mm仕様より大きく強度が高くなっていますが、他のモデルと比較して特別強度が高いということはありません。
>比較的メジャーなラインナップなのでしょうか?
P11はケルテック社を代表するピストルで、「安い」、「信頼性が高い」、「命中精度が高い」という特徴からキャリーガンとして人気の高いモデルでした。
現在はPF9が後継となっていますが、P11とPF9は10年以上並行して製造されていたこともあり、この価格帯のサブコンパクトではメジャーな存在だったといえます。
ポルキーマスター>『リコイルをスライドストップで受け止めているためにスライドストップの破損事故が多い』
CZ75は後退した銃身がスライドストップの軸に衝突するため、スライドストップはスプリング類と同様に消耗品といえます。
これは不良ではなく仕様なので、CZ75オーナーで予備のスライドストップを用意している人は多いです。>スライドが薄すぎるが故に落とした際にスライドが歪み発砲できなくなる
>実際にハンマーが破損した事例はあるのでしょうか?私はこれらの事例を見聞きしたことがありません。
>後期型などで改善はされたのでしょうか?
仕様なので改善されていません。
これはCZ75に限らず、CZ85やSP-01でも起こることです。>後期型の純正品と仮定して通常の九ミリFMJ弾を発砲して何万発まで耐えられると思いますか?
使用する弾薬によって異なりますが、概ね1~4万発で折れる傾向があります。
(接触部のオイルが不十分で乾燥した状態のまま射撃すると折れやすくなります)
射撃後にスライドストップの状態を確認し、摩損が目立つようになったら交換するタイミングです。>ジャムなどは他の軍用拳銃と比べどの程度の頻度で起こると思いますか?
ジャムの頻度は銃の状態や弾薬の相性などによるため何とも言えません。
CZ75も同様に状態が良ければ殆どジャムは起こりませんが、新品でもジャムが頻発することもあります。
大抵のジャムはマガジン、リコイルスプリング、汚れ、弾薬の種類などに原因があるため、この辺りを再確認すれば解決することが多いです。 -
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