実際のところは不明です。
現存している当時の写真からどのように携帯されていたかは分かっていますが、一般的な装填の有無の傾向までは判断できません。
当時は既にパーカッションリボルバーにおいてパーカッションキャップの上にハンマーを載せる行為の危険性が知られていたため、恐らくペッパーボックスにおいても同様に装弾数6発の場合は5発のみ装填されていたと推測できます。
しかし、現代と比較すると安全意識が希薄な時代ということもあり、パーカッションキャップの上にハンマーを乗せたり、2つのニップルの間にハンマーを乗せていた可能性もあります。
ペッパーボックスは軍で採用されず、民間において護身用として広く流通していたため、扱い方には個人差があったと考えられます。