ネットでは弾の出る鈍器と悪名高いL85ですが、H&Kによる大規模改修の一項として「エキストラクターネイルの追加」という処置を受けたとの記事を目にしました。
エキストラクターはもともと爪状の部品なので、まさか改修前はリムに噛み込む部分が無かったとは思えず、具体的にどのような変更が施され、どのような効果が期待されたのか、教えていただければ幸いです。
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具体的には、エキストラクターの「面積」が追加されました。
従来のエキストラクターよりも幅が広く、厚みも肉厚となり、リムと接する部分の面積が広くなったことで薬室からの排莢/脱砲をより確実にしています。
L85A1のボルトフェイスとエキストラクター
改修されたL85A2のボルトフェイスとエキストラクター
改修されたエキストラクターの側面には、「HK A2」の刻印があります。