HAMRには長さ2インチ(約5cm)のサーマルアクチュエーターが銃身と繋がっています。
サーマルアクチュエーターはピストン構造で、熱伝導によって内部の液体が加熱し膨張するとピストンを後方へ押します。
するとトリガーグループ内のオープンボルトシアーが押されてストッパーが跳ね上げられることでボルトを停止させオープンボルトで作動しますが、温度が下がるとピストンが戻り、再びクローズドボルトで作動する構造です。
プロトタイプのみで量産化されていないため構造の詳細は不明ですが、液体を閉じ込めるシーリングの強度で特定の温度でピストンが作動するように調整されていると考えられます。
私が2015年にHAMRについて調べた際に構造を説明する資料(文章)を読んだのですが、今はそれがどこにあるのか失念しました。