9mm、.40S&W、.45ACPによる銃創の状態は平均的に殆ど同じです。
これはFBIの研究やアメリカの外科医の証言で明らかになっています。
しかし、ストッピングパワーは定量化できないため、この点においてどれが最も有効であると証明することはできません。
一方、.357マグナムは9mmより弾速が100~400fpsほど速いため、より大きなダメージになる傾向がありますが、以上のいずれの弾薬でも致命傷となる部位(中枢神経や臓器)に命中すれば高確率で行動不能または死に至ります。
9mm、.45ACP、.357マグナムのいずれも鹿に対して有効で実際にアメリカでは狩猟に利用されていますが、少なくとも50ヤード以内の距離まで近づく必用があり、距離が離れると命中率と弾速が大幅に低下し半矢になる確率が高くなります。
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