最近、アメリカのカスタマイズされたり、設計が古いため現代化された銃のレールの付いたハンドガード上部がヒートシールドになっている銃の写真をよく見ることがあり興味を持ちました。
私自身もとある旧式の小銃の射撃時に小銃のハンドガードから煙が上がった上に油が垂れ出して(調子が悪いのと老朽化でまるでトコロテンのように油を塗る羽目になっていたのです。)照準出来ず難儀したことがありまして、ハンドガード上部をヒートシールドに交換しているケースなのですがやはり熱による陽炎や煙はアメリカでも難儀しているのでしょうか?
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ヒートシールド(バレルシュラウド)は高温の銃身に誤って触れて火傷する事故を防ぐためのパーツですので、陽炎や煙に対してはどうしようもないというのが実際のところです。
煙については、油は加熱すれば煙が出るので、射撃前にオイルをよく拭き取っておくと良いかと思います。
陽炎を防ぎたい場合は、ミラージュバンド(ミラージュシールド)がお勧めです。
銃身の上に伸縮性のバンドを装着し、陽炎を防止してクリアな視界を確保します。
ミラージュバンドが手元にない場合は、厚紙を銃身の上に載せるだけでも効果があります。
その際、紙が銃身の上で重力によって垂れ下がってしまうと効果がありませんが、形状を維持できるならプラスチック板やダンボールでも代用可能です。