速度や弾頭の条件によって異なります。
仮に時速20kmで向かってくるターゲットに時速3000kmのライフル弾が着弾し、着弾時の相対速度が時速3020kmであっても誤差の範囲なので静止ターゲットに命中した場合と殆ど変わりません。
高速で向かってくるターゲットに高速の弾頭が着弾した場合では、弾頭の変形がなければ貫通力が高くなる可能性があります。
また逆に、高速で着弾したことで弾頭の変形が大きくなり、着弾時の速度が高速になるほど貫通力が低下する場合もあります。
これは口径、弾速、弾頭重量、弾頭の潰れ方、コアの硬さ、ターゲットの硬さ、タンブリングやフラグメンテーションの有無などの条件によって結果が異なります。