AKやMP5のようにホールドオープン機能が無い場合は、最終弾を撃ち切った瞬間を悟る手段は一切無いのでしょうか?
緊迫した状況でも、引き金を引いたら空撃ちになったことで初めて残弾が残っていないことに気付く、というのは軍用銃としてはなんだか危なっかしい気もするのですが…
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
AKやMP5に最終弾を知らせる機能や手段はありません。
(AKはサードパーティーのパーツでホールドオープン機能を持たせることが可能ですし、アメリカ市場向けのMP5/10やMP5/40には自動的にホールドオープンする機能があります)
使用する銃に精通していると、経験からおよその残弾が予測できますが、交戦時のストレス状況下では経験豊富でも残弾がどれだけあるのか分からないことが多いと言われています。
そのため、脅威となるターゲットが視界にある場合はターゲットに弾を撃ち込み、視界にターゲットがない瞬間があれば、マガジンに弾が残っていても、その瞬間を利用してマガジンを交換するのがタクティカルシューティングの基本です。
ご指摘の通り、必要なときに発射できなければ意味がありませんから、チャンスがあれば早めにマガジンを交換する必要がありますし、軍のような組織でその様な状況になった場合は、チームメイトがターゲットに銃撃を加えて仲間のリロードをカバーし合うのが一般的です。