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セミオートのショットガンは人気がない?

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  • #60913
    ポルポル
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    12番径のショットガンは官民問わず普及していますが、人気があるのはポンプアクションタイプが殆どというイメージがあります。

    狩猟・競技用やホームディフェンス向けといった実用品として、セミオートのショットガンはあまり人気が無いのでしょうか?

    ポンプアクションは信頼性が高いとは言われますが、焦って中途半端なストロークのコッキングをすると給弾不良になると聞きますし、なにより咄嗟の場合に一発ごとのコッキングは煩わしく感じる気もするので、正しく有効に扱うのは意外と難しい気がするのです。

    残弾が尽きるまではとにかくトリガーを引く事だけに集中できるセミオートは扱いやすそうで、それなりに人気が出そうに思えるのですが…?

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    ポンプアクションとセミオートはどちらも人気がありますが、アクションタイプや性能はさておき、官民問わず市場では価格が安い方が売れやすい傾向があります。
    その点でパーツ点数が少なくシンプルな構造であるポンプアクションショットガンは比較的安価に入手できるため、結果としてポンプアクションを選択するユーザーは多いと言えます。

    もちろんセミオートもホームディフェンス用として優秀な利点を持ち、ターゲットが銃を所持している場合はどちらが先に命中させるかというスピードが重要になりますから、速射が容易なセミオートは交戦時に優位です。

    ジャムのリスクはアクションタイプよりもモデルによって異なるため一概に言えませんが、双方のデメリットを見た場合、ポンプアクションは速射性能に劣りますし、一方でセミオートは重量が重い、高価、メンテナンスに手間が掛かるといった傾向があります。

    またホームディフェンスではポンプアクションとセミオートのどちらでも有効ですが、警察用や狩猟用では少し事情が異なり、状況によって弾の種類を変更したい状況では、ポンプアクションの方が操作性が良く扱いやすいケースがあります。
    例えば、実弾から非致死性弾に変更したい場合や、バックショットからバードショットに変更したい場合などがそれに当たります。

    どちらを選択するかは使用する目的から決定するのが正しい選択方法ですので、どちらが良いかは使用目的や状況次第と言えます。

    余談ですが、私はアメリカではホームディフェンス用にポンプアクション(レミントン870)を所持していましたが、購入の決め手は価格と信頼性でした。
    しかし、あくまでホームディフェンス用の予備として準備しただけで、メインはピストルという位置づけにしていました。
    その理由は、室内ではショットガンの銃声が大きすぎて連射すると一時的に聴力を奪われてしまうリスクがあり、また室内では取り回し難いという点から、ピストルやリボルバーの方が扱いやすく有利と考えたからでした。

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