Ramonを製造するEMTANはイスラエル国外ではM4/M16のOEMパーツ販売や軍や法執行機関向けにヨーロッパ、南米、アフリカ、東南アジアなどの地域でセールスを行っている企業で、Ramonは兵器ショーに展示されたりタイ警察に採用されるなど露出はありましたが、アメリカ、カナダ、フランスなどでは販売されていないためアメリカや日本では知名度が低いピストルです。
ただ、EMTANはフェイスブックやインスタグラムの公式アカウントを運営していることもあり、英語圏では知る人ぞ知るメーカーです。
Ramonはグロック19のコピーでトリガープルも2.5kgと同じなど特筆することはありませんが、スペインが公開した採用に至る理由としては、命中精度、エルゴノミクス、操作性、価格が他のモデルより高く評価されたとのことです。
特に価格が最も低かった点は大きな理由で、タイ警察に採用された際の価格よりも低価格でした。
スペインの投資会社がEMTANの株を保有しているらしいので、そういった影響も邪推してしまいますが、EMTANがスペイン国内でタクティカルトレーニングを行っているイスラエル企業(ガーディアンホームランドセキュリティーSA社)を通じてセールスを行い、スペインとイスラエルの関係が深いことも影響したのかもしれないと個人的には思います。