いわゆるドアブリーチには専用スラッグ弾が使われるとはよく言われますが、たいていの解説では砕けやすいフランジブルの弾頭でドア向こうまで跳びこまない=室内への二次被害防止という点がポイントになっていると感じます。これはつまり、単純に解錠だけに絞れば通常のスラッグや、あるいはもしかして通常のカービンや9㎜ピストルでも無理やりでもドアを開けてしまうことはできるということなのでしょうか?
デリケートな市街での人質救出・被疑者逮捕はともかく、軍事作戦などでは室内に気を遣ってフランジブルスラッグを使うこともない気はしますし…特にポンプガンは多種の弾薬を使い分けできるなんて聞きますが、実際にドア前まで来て臨時で解錠用弾薬が必要になった時に割と面倒なのではないかと思ってしまいます。蝶番が複数の場合や一発でロックを壊せなかった場合に備えてできればスラッグを2~3発、アクションロックリリースを押し込みながら何回かガシャンガシャンとやかましく空のコッキングをしてチューブマガジンに急遽空きを作りつつ装填…なんてやっていたらドア前で時間を食ってしまいますし、そのうえコッキングの盛大な金属音で室内から気づかれて壁越しに撃たれ始めたら…なんて考えたらあまり現実的でないような気がします。もし通常のスラッグ弾薬でも問題なければ対人・解錠兼用でスラッグだけ装填したショットガンという用法もありそうな気がするのですが…
