容積が同じ条件の場合、一般的なサプレッサーでは長いサプレッサーの方が効果があります。
しかしあまり細すぎるとガスが抜けやすくなるため、ガスの放出量(弾薬の種類)次第で減音効果を得られる細さに限界があります。
減音させるには太さ(容量)を必要とするものの、太ければ良いというものでもありません。
弾頭を押すガスはサプレッサー内でバッフルに衝突し対流しますが、対流には時間を要するため銃身軸線上の長さが一定量必要になります。
減音には長さと太さの両方が必要で、一概にどちらが重要とは言えない面があります。
これはサプレッサーの構造やバッフルの数などによっても理想的な長さや太さが異なります。