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トピック: 交換チョーク式散弾銃の銃身寿命について
交換チョーク式の散弾銃の銃身寿命についてですが、シリンダー等の比較的内径の大きいチョークに対し、銃身側の内径が大きい場合(銃身とチョーク接合部で明らかに段差がある)、銃身寿命が尽きたと考えてよろしいでしょうか?
また、この状態でスラッグ 等を撃った場合、銃身破裂の危険は高いでしょうか?なお、銃身は交換チョーク式のスラッグ 銃身で、チョークはメーカー純正となります。
トピック: 拳銃の寿命はどのくらいでしょうか?
またよろしくお願いします。
ブラジル警察だかに納入されるグロック22が4万発の実射に耐えたということですが、一般的に拳銃はどのくらい実射に耐えてくれるのでしょうか?
もちろんリコイルスプリングなど消耗が前提の箇所は置いておいての話です。
またセミオートとリボルバー、どちらのほうが丈夫なのでしょうか?
セミオートの方が動く部分が多いのでセミオートの方が寿命が短そうに思えますが…。トピック: ピストルのサービスライフとは?
いつもお世話になっております。.40S&Wオートの耐久性について教えていただきたく思います。
調べた感じでは、セミオートピストルの寿命は9mmで概ね5~6万発、同タイプの.40S&W版ならその3分の1~半分くらいかと捉えていました。
月刊GunのCHP官給S&W4006の記事ではサービスライフ2万発を想定と記述がありました。
しかし、同じ号のCZ75-TacticalSportの記事では2万発以上使いこんでまだまだ元気という個体が紹介されていました。
.40に合わせた新規設計モデルなので一般量産品よりも有利なのだろうと思いますが、競技向け故にここまで頑丈なのが普通なのでしょうか?
あるいは、ポリス・ミリタリー向けの量産モデルでも.40で4~5万発程のサービスライフを実現したモデルもあるのでしょうか?
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メーカー公称と実際のサービスライフは異なりますし、使用弾薬のプレッシャーやメンテナンスの状況など、個体差によります。
目安としては、グロックやSIGでは9mmで7~8万発、グロックの40口径で5~6万発発射可能ですし、.22LRでは20万発でも問題ないケースもあります。
40口径は9mmよりも消耗しやすく、リコイルスプリングの交換は9mmより頻繁になりますし、フレームにも負荷が掛かりやすくなります。
また、モデルによってトリガーメカやファイアリングメカに摩耗や作動に不具合が生じることもありますが、使用環境によるため一概に言えません。
トピック: 交換した銃身は再利用できない?
銃身、砲身交換をしたやつはもう二度と使えないのでしょうか?
使えなくなってやつを整備補修して再利用できないのでしょうか?
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寿命に達した銃身はライフリングが削れ、亀裂が入ったりエロージョン(熱損傷)が見られる状態ですので、その傷やライフリングを埋め直すことはできません。(新品の銃身で表面の凸凹をスムーズにする加工は可能です)
ですが、銃身にドリルを通して穴を広げ、ライフリングを掘り直す作業(リボア/リライフリング)が可能です。
この場合、既存の銃身を大口径化するため、本来の弾薬は使用できず、サイズの大きな口径の弾薬を使用可能な状態に仕上げます。
ただし、銃身の状態や変更する弾薬のサイズなど、条件によって加工が可能な場合もあれば、不可能な場合もあります。
トピック: 弾には使用期限がある?
弾に使用期限があると聞いたことがあります、どう言う理由でどれくらいの期間ですか?
自衛隊では富士総合火力演習で使っている弾は使用期限が近いものを使っていますが、これは毎年やっているので、弾の使用期限は短いのでしょうか?
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弾薬には使用期限が存在しますが、軍においてはその期限は弾薬を保管する機関によって異なるため一概に言えません。
現代ではスモークレスパウダー(無煙火薬)が使用されていますが、ライフル弾等で使用されるスモークレスパウダーではニトロセルロースを基剤とするシングルベースパウダーが使用されており、これはダブルベースなどよりも吸湿性が高いため空気中の水分により劣化が早まり、分解が進みやすい特徴があります。
この分解を抑制するためにジフェニルアミンや炭酸カルシウムなどの安定剤(スタビライザー)を使用しますが、安定剤の量によって分解が進む速度が異なります。
安定剤の量が多ければ分解がより抑制される一方、弾薬の弾道学的な性能が低下するというデメリットがあり、装薬の種類によって製品寿命が異なると言えます。
安定剤もやがて効力を失い劣化しますが、弾薬は保存条件が良ければ80年でも使用可能で、戦時中に製造された弾が現在でも使用可能という例が多くあります。
しかし一般的には製造から30~40年、または50年未満は問題なく使用可能と言われています。
自衛隊では古い弾薬の劣化具合も調査されているものの、私が知る限り内容は機密のようですので詳細不明ですが、戦車などに使用される弾薬は理論上は小火器に使用される装薬よりも長持ちとも言えます。
ただ、保管コストと製造コストを比べると早く消費した方が安い場合もありますし、軍では長期保管して物理的な期限ギリギリまで保管することはないため、理論上保存可能な期限よりもかなり早いうちに消費されるのが通常です。
関連記事:弾薬の構造
よろしくお願いします。
質問1
知人からの又聞きなのですが、彼が以前に読んだスナイパーを書いた小説(タイトルも著者も忘れたそうです)のなかに、精度に良くない影響をおよぼす何かを銃身から除くために材料を何年間?か寝かせるという記述があったそうです。(「枯れさせる」という表現だったそうです)
そういうものを除去するというはなしだと、残留応力くらいしか思い浮かばないのですが、それなら焼きなましで応力除去できると思うのですが。
現実のカスタム銃身製作の現場では、精度向上を目的として材料を数年寝かせるということは行われているのでしょうか。
質問2
銃身の加工方法は
a.フック
b.ブローチ
c.ボタン
d.冷間鍛造
などがあると思いますが。冷間鍛造はもっとも残留応力が付くので精度最優先の選択にはよろしくないとされていると思います。しかし、加工硬化が生じるので寿命は長くなると聞きました。
ボタンによる加工も、「削る」というイメージに近いフックやブローチと異なり「押し通る」というイメージで、銃身へのストレスもフック/ブローチと比べると多いと聞きました。しかし、ボアへの加工硬化は強く付きそうに感じます。
ボタン対フック あるいは ボタン対ブローチ で、精度に有意な差はあるのでしょうか。
残留応力が精度にもたらす影響について解説をお願いします。
質問3
加工後の銃身に応力除去焼きなましを施すことは有効でしょうか。
加工硬化も残留応力の一種であるように、残留応力にも好ましいものと好ましくないものがあるのだと思いますが、好ましい硬化を残しつつ好ましくないヒズミを除去する といった虫のいいことは可能だったりするでしょうか。
熱を加えずに振動で応力除去する方法もあるようですが、こちらはどうでしょうか。
トピック: 最近10mmオートが人気のワケとは?
いつも楽しみに拝見させて頂いております。
ピストルの弾丸について質問させて下さい。
最近、RUGERのSR1911やCOONANやSIG等、いくつかの銃器メーカーから10mmAUTOのオートピストルが、相次いで発売されてますが、各銃器メーカーの技術が向上し素材の強度が向上したので強力な10mm AUTOを使用するオートピストルのニューモデルが発売されたのと同時に357magnumに匹敵するハイパワーの10mm AUTOの人気が出て来たのでしょうか?
また、10mm AUTOは価格が高い弾丸ですが、アメリカ国内で比較的容易に入手が可能なのでしょうか?
文章が下手ですみません。
中々、人気が出なかったハイパワーの10mm AUTOに興味がありますので、よろしくお願いします。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
昨今の10mmオートの人気はいくつかの理由が考えられます。
【技術の向上】
ご指摘の通り、工作機械の性能向上や高度な設計といった技術の進歩により、強度が向上しました。
10mmオートは強力な弾薬なため、使用する銃の耐久寿命が短いという問題がありますが、耐久性向上により銃の維持コストが以前よりも安くなりました。【知名度向上とファンの影響】
10mmオートには古くから一定のファンが多い弾薬です。
車を趣味にする世界では巨力なエンジンとスピードが競われますが、銃の世界でも強いリコイルを楽しめるハイパワーカートリッジは人気がある分野です。
また、最近では人気ゲームに10mmオートが登場する機会も増え、注目されることでファンが増えている状況があります。【価格の低下】
10mmオートは高価な弾薬として有名ですが、最近では昔と比較すると安くなりました。
9mm~.45ACPと比較するとまだ高価な弾薬であるのは間違いありませんが、FMJの.45ACP(50発)が16ドル前後であるのに対し、10mmオートは安いものでは20ドル前後程度から入手できるようになっています。
当然ながら弾の価格はブランドや弾種によって様々ですが、全体的に低価格化が進んでおり、入手しやすくなっています。【汎用性が高い】
10mmオートはリコイルが強くコストが高いため軍や警察では好まれませんが、民間市場では護身用や射撃練習用の他、野生動物に遭遇しやすい釣りやキャンプといった野外のレジャーでも使用可能な弾薬として選択されます。
リボルバーよりも多い装弾数により、大型野生動物に対しても総合的なストッピングパワーを持ちます。【銃器市場の好景気】
アメリカの銃器市場は拡大傾向にあり、市場に需要があればメーカー側も供給するため、銃のラインナップが幅広くなっています。
10mmオートが特別にブームということではなく、全体的に選択肢が広がっており、そのなかで10mmオートを採用する銃も増えています。
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