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ポル
キーマスターリボルバーの撃ち方について記事にするつもりでしたが、今まで後回しにしていました。
基本的に、「このグリップでなければならない」ということは無いのですが、いくつか注意すべき点があります。【ハンマーに注意】
ピストルは可能な限り高い位置でグリップする必要がありますが、リボルバーの場合、高すぎるとハンマーが起きた際にハンマースパーが親指の付け根を噛んでしまう「ハンマーバイト」のリスクがあります。
リボルバーでも高い位置でグリップすることは重要ですが、手がハンマーに干渉しない高さでグリップします。【トリガーガードに指を掛けない】
利き手ではないもう一方の手(サポートハンド)は、ピストルと同じく利き手を包み込むようにしてグリップしますが、指はトリガーガードに掛けないよう注意します。
シリンダー先端のシリンダーギャップからは高温高圧のガスが噴出して危険なため、ここに指を近づけてはいけません。サポートハンドの親指の位置は、利き手の親指に掛けても良いですし、フレームの上に置いても構いません。
これはグリップの大きさにも寄るので、大型リボルバーでは親指を掛けずにシリンダーの下に配置しても、シリンダーギャップに届かなければ問題ありません。
逆に、Jフレームのような小さなグリップでは、サポートハンドの親指で利き手の親指の付け根(第二関節の後ろ)を押さえるようにしてグリップするのもマズルジャンプ抑制に効果があります。グリップと手の大きさは個人差や個体差で異なるため、必ずしも常に同じグリップである必要はありません。
上記の注意点以外は、ピストルのグリップ方法と同じです。関連記事1:銃の撃ち方【ピストル編】
関連記事2:シリンダーギャップポル
キーマスタールイスマシンガンのバレル周囲には放射状に広がる放熱フィンがあり、それを筒状のジャケットでカバーしています。
銃口から発せられたガスはジャケットの中から外に向かって噴き出すため、ガスの放出によりジャケット内の気圧が下がり、後方(チャンバー側)から空気を取り込むという仕組みです。
しかし、実際には冷却効果が低く、強い気流を起こすほどではありません。
同型のアイディアはロシアのPKPペチェネグLMGが採用していますが、こちらの方が効果が高いと言われています。「ジャケットのベントから射手に向かってブラストの熱風が押し寄せる」という説明は、少しオーバーかなと思いますが、目の前にバイクのエンジンのような放熱フィンがあるので、熱風を感じても不思議ではないと思います。恐らく空気の逆流もあるでしょう。
私は実際にルイスマシンガンを射撃したことがないので何ともいえませんが、実射動画を見る限り、排莢口から出るスモークが後方へ流れる様子は確認できないので、デメリットといえるほどの現象ではないと思います。
ポル
キーマスター>ニーズ
元々はスポーツ用です。
鹿やコヨーテといった中型動物のハンティングに適していますが、ホームディフェンス用途としても利用でき、後に警察や刑務所で多く採用されました。
その後、第一次世界大戦の開戦により同型ライフルの需要が高まり、軍でも採用されています。長距離射撃には向かない近~中距離(有効射程100~200ヤード)のライフルです。
>パテント
銃全体のシステムのパテントというより、パーツごとにM1903のパテントが流用されており、フォアアームのパテント、エキストラクターのパテントがそれにあたります。
ポル
キーマスター男性のリンブレストについて質問があります
一般的な日常生活をしていた男性がいざ射撃する時、リンブレスト(銃を保持する力が弱く、反動を受け流し過ぎて、オートではスライドが十分に後退し切れずジャムが発生する)を起すことはあり得るのでしょうか?
男性の握力や腕力ならばリンブレストが起こるリスクは低いと思うのです?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――おそらくリムリスティング(Limp wristing)のことかと思います。
腕力や体重がある方がリスクは低いとも言えますが、腕力があっても起こり得ることです。アメリカのタクティカルシューティング系スクールでは、ガンファイトで負傷して普段通りの握力が出せないことでリムリスティングが起こるというシナリオで、利き手ではない手で銃の操作と射撃を教えているところもあります。
ポル
キーマスターガンプロフェッショナルズ2016年2月号のToshiさんというライターの発言について考えをお聞きしたいと思います。
オートマチックVSリボルバーという企画で、
「リボルバーは基本ジャムは無い代りに弾数はせいぜい6発、頑張っても8発が限界だ。」
「オートは弾数は多いし、その気になればどんどん増やせる。が、ジャムる。一発目は出ても、後が続くか分からない。」
「オートは何かと危なっかしく、万人向けでは無い」「リボルバーをメインにして、オートをバックアップでいいだろう。確実な最初の6発で仕留める。それで済まなきゃオートを持ちだす。コレでどうだ。」これらの発言について管理人様はどう思われますか?
個人的にオートは一発目は出ても後が続くか分からないというコメントが気になるのですが。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――様々な考え方があると思いますが、私は装弾数を重視した方が良いと考えているので、リボルバーよりオートを選択したいです。
バックアップガンをキャリーするのも良いと思いますが、私は個人的に一生に一度あるか無いかの保険として毎日2丁もキャリーするのは負担になるので遠慮したいですね。
信頼できるオートを選択し、日常的に銃と弾薬を確認していればジャムのリスクは最低限にできますし、それで十分だと思います。もし危険な地域を訪れる予定があったり、危険リスクが高そうな場合のみバックアップを用意するかもしれません。
ポル
キーマスターあけましておめでとうございます。
こちらこそ、大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。>弾頭速度は不安定な飛翔や銃身にこびり付く鉛カスなどにより急速に低下
不安定な飛翔は何かの間違いだと思いますが、これが事実ならS&Wがリコールしていると思います。
鉛カスにより急速に低下というのも銃の欠陥ではありませんし、そのような事実は聞いたことがありません。不安定な飛翔の原因がライフリングにより削られた溝のことだとしたら、気流に対して抵抗となる可能性はありますが、これは誤差の範囲ですし、条件は他の銃器でも同じなので無視して構いません。
ただ、弾頭の種類や形状によって減速率が異なるのは事実ですので、使用弾頭によっては弾速が他の弾より落ちることもあります。
これは.500S&Wに限ったことではなく、全ての弾薬に対して言えます。>距離20メートルでの運動エネルギーは.44マグナム弾と同等程度になる。
これは半分正解、半分誤りです。
.500S&Wは様々なメーカーが様々なブランドで販売していますが、.500S&Wのマズルエナジーは概ね1,000~3,000ft-lbs、.44マグナムでは700~1,300ft-lbsといったように、弾薬によって開きがあります。
.500S&Wのなかでも弱いマズルエナジーの弾薬には、.44マグナム以下のマズルエナジーしかない.500S&Wも存在します。ですが、いずれの場合でも約20メートルで落ちる弾速差は約50fps(約15m/秒)程度ですので、弾道を全体的に見れば僅かな差です。
一般的な.500S&Wの弾道は、50~100メートルでは概ねフラットで、その後角度を強めながら落ちます。20メートル地点で落ちるマズルエナジーは約10ft-lbs程度なので、弾速もマズルエナジーも、全体からみると20メートル地点では殆ど落ちません。>「連続して射撃すると10発前後で手が痺れ、文字を書くこともままならなくなる。」
ご指摘の通り、これは個人差によります。
一発でギブアップする人もいれば、連続で撃っても平気な人もいます。また、使用した銃の銃身長が長ければ重量分だけリコイルが軽くなりますし、使用した弾頭重量など弾薬のブランドによってもリコイルに差があります。
リコイルの感じ方は射手の経験と体格や、銃と弾薬の条件によるところが大きいので、wikiに掲載すると誤解を受けやすいでしょうね。ポル
キーマスター具体的には何が知りたいのでしょうか?
1907に利用されたパテントはこちらです。
https://www.google.com/patents/US681481ポル
キーマスター金属カートリッジが登場するまでリボルバーはパーカッションキャップを使用していましたが、キャップをニップルに挿し込むという細かい作業は、利き手の方がミスが少なく簡単です。これはカートリッジを扱う場合も同様です。
銃は右利きのユーザーを対象にデザインされたため、その流れでローディングゲートも右側になったと言われています。当時は現代のように素早いリロードを想定していなかったので、弾数が必要な場合は予備の銃を2丁、或いは3丁をベルトに挿しておくという考え方でした。ハリウッド映画の西部劇で描写されるリボルバーの使用方法は、実際とは異なると考えて良いと思います。
ポル
キーマスター単純に比較すると以下の通りです。
G30 標準モデル
G30SF ショートフレーム(SF)モデル
G30S G30のフレームにG36のスライドを載せた軽量モデルG30SFはグリップのバックストラップ側が深く、トリガーリーチ(トリガーからグリップ後部までの距離)が短いため、手の小さいユーザーにお勧めです。
G30SはG30やG30SFより約95グラム軽量なため、コンシールドキャリーで日常的に携帯する場合はG30Sがお勧めです。
ポル
キーマスターこちらの表でいかがでしょうか?
一番上がブランド別比較、中段が初速順に並べた比較、下段がマズルエナジー順に並べた比較です。
パワーの強い弾薬ですが、銃の消耗が大きい、入手困難、高価といったデメリットがあります。
ポル
キーマスターリボルバーのリロードについて質問があります
ガンプロフェッショナルズ2016年5月号にて、2インチ銃身を持つS&W社製リボルバーは構造的にエジェクターロッドの長さが短く、38スペシャルのケース全長をシリンダーから押し出すことが出来ない。とありましたが本当でしょうか?
また、相手と銃撃戦になるという極限状況下でJフレームでスムーズにリロードをするにはどれくらいの練習が必要でしょうか?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――エジェクターロッドが短いとエジェクターの移動距離が短くなるため、ケースが完全に排莢されないこともあります。
ノンクリーニングで大量に撃てばチャンバーが汚れて排莢が難しくなることはありますが、クリーニングされた状態であれば、短くても殆ど支障ありません。
もし確実な排莢に拘る場合は、3インチバレル以上を選択すると良いでしょう。>どれくらいの練習が必要でしょうか?
個人の能力次第です。不器用な人は時間が掛かると思います。
一番分かりやすいのは、モデルガンなどで実際に試してみることです。ポル
キーマスターオートのジャム対処とリボルバーのリロードについて
先日の質問で管理人さんはオートを扱う際はジャムの対処法を習得するのは不可欠と回答して下さりました。
また、ガンプロフェッショナル2016年5月号の「Jフレームを使いこなす」ではJフレームを扱う際にはリロードの練習を欠かしてはならない。と書かれていました。
オートのジャムの対処とJフレームのリロードでは習得するのはどちらが難しいのでしょうか?
個人差があって一概には言えないのでしょうか?
オートのジャムは複数種類あるようですが。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――通常のオートピストルに起こるジャムは、スライドを引けば解決できることが多く、一方でダブルフィードジャムの場合はマガジンを抜いてスライドを引く必要があります。
このようにオートの方が覚えることが多いといえますが、練習が必要という点ではリボルバーのリロードも同じです。難しいと感じるかどうかは個人差があると思いますが、私にはオートのジャムクリアよりも、リボルバーのリロードの方が難しいと感じます。
ポル
キーマスター薄い真鍮板や鉄板をプレス機で打ち抜いてカップを作り、カップをプレスしながら段階を経て徐々に伸ばして製造されます。
板から打ち抜く→カップを作る→伸ばす→余計な部分をカットして成形→伸ばす→プレスして成形
・・・と段階があり、その過程で熱処理や研磨、洗浄も行われます。
ポル
キーマスター>「日本の警察官の銃の1発目は空砲だ」
息の長いデマですね。
私が子供のころにも聞いた事がありますが、まだ語り継がれているとは・・・。>カメラマンから模造銃を胸元で銃口を上45度に向けるポーズ
私だったら自撮りが難しい射撃の瞬間を撮ってもらえた方が嬉しいですね。
ポル
キーマスター.38スペシャル(.38Spl)は様々なメーカーが多種多様に製造しているため、同じ.38Splでも種類によって性能が全く異なります。
私は日本の警察が使用している弾薬について詳しいデータを持ち合わせていないので正確な回答ができませんが、ポピュラーな弾薬を元に回答したいと思います。>・弾丸質量
メーカーやブランドによって50グレインから160グレインぐらいまで色々あります。
FMJであれば130グレイン(約8.4g)前後がポピュラーかもしれません。>・初速
これもメーカーやブランド、弾頭の種類などによって異なります。
概ね700~1200fps程度ですが、FMJで130グレインだと800fps(244メートル/秒)前後が多いかもしれません。>・最大射程
これは弾頭の種類、弾薬、高度、気温、湿度などによって異なります。
概ね2~3km飛びますが、海抜1mと海抜3000mでは1.5~2倍ほど飛距離が異なります。>・有効射程
銃によって異なりますが、約25メートル以下といったところです。>・弾丸の長さ
弾薬の全長でしょうか?
弾頭部分は弾の種類や重さによって長さが異なります。弾頭と薬莢部分も含めた全長は最大で39.37mm(SAAMI規格)です。
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