いるかいないかと問われれば、なかにはそう考える人もいると思いますが、購入理由としてあまり合理的ではないと思います。
.38SPLリボルバーで.38SPLを使用する場合、既に必要な耐久性が備わっているにも関わらず、過剰な耐久性を求めて.357マグナムに耐えられるシリンダーやフレームを備えることに意味があるのかという疑問があります。
.38SPLに限定すればどちらのリボルバーで使用しても銃身命数やパーツの摩耗状態は殆ど変わりませんし、.357マグナムを使用すれば.38SPLより銃に大きな負荷を掛けます。
寧ろ耐久性目的よりも、重い総重量の.357マグナム対応リボルバーで低反動の.38SPLを使用することで反動を軽減するのが目的という人の方が相対的に多いと思われます。
同様の理由から射撃競技では.357マグナムリボルバーで.38SPLを撃つ選手も存在します。