>フルオートで街中であんなに撃ちまくれば、30発マガジンは一瞬で撃ちつくしてしまって、リロードももっとしないといけないと思うのですが
カメラが映していないところでリロードしていたと私は勝手に納得していました。
映画なので派手に演出したというのもあると思いますが、一人あたり30連マガジン10~12本ぐらい装備している様子だったので、何本かフルオートで消費しても余裕があった様にも思えます。
(何発撃ったのか数えていませんが、メイキング映像では1テイクに800~1000発消費したと語られていました)
この映画のためにアドバイザーとして元SASのアンディ・マクナブを起用し、3ヵ月の実弾射撃訓練を行っていますから、銃の扱いについてはある程度説得力があると思います。
実際私もロケ現場を歩いてみたのですが、映画で観るよりも現場の撃ち合いの距離は近いので、警官の頭を上げさせないためにフルオートで射撃して素早くその場を逃れるのは意外と効果的ではないかとも思いました。
映画では銃撃戦中に車で長い距離を移動したように感じますが、実際の距離は100メートル足らずで、車を降りた地点からパトカーの車列までの距離は大体70~80メートルといったところでしたから、ライフルに慣れていればパトカーサイズのターゲットはフルオートでも命中できそうです。
>ローンサバイバーは史実をもとに製作した映画だと認識していますが、ポルさん自身あのシーンは本当にあったと思われますか。
恐らく無かったのではないかと思います。
ヤギ使いに見つかってタリバンから逃げて村人に助けられる・・・という大筋は実際に起こったことですが、それ以外はかなり脚色されています。
原作と映画ではタリバンが200人以上となっていますが、マーカス本人の報告では20~35人でした(原作でも話を盛っています)。
また映画でマーカスは歩いて逃げていますが、実際にはRPG被弾直後から下半身が麻痺して歩けない状態になったため、7マイル(約11km)を這って逃げています。
逃げる途中、仲間を引きずって逃げて崖の上に取り残してしまうシーンがありますが、実際には引きずっている最中に顔に被弾して死亡したため、生きたまま崖に取り残されていません。(高さ6~9メートルの崖を飛び降りたのは事実だそうです)
米軍の救出チームを乗せたチヌークが撃墜されましたが、実際にはマーカス本人はこれを目撃していないため、最後までチヌーク撃墜を知りませんでした。
(映画ではマーカス本人がチヌークに搭乗する救出チームの隊員役として出演しています)
村人に助けられたのは事実ですが、子供からナイフを貰うシーンや村人とタリバンが対決するシーンも脚色なので、実際には起こっていません。(首を切り落とされそうになったシーンも実際にはありません)
最後に村で米軍に救出されるシーンがありましたが、実際には村人がマーカスを安全な場所へ移動させるために山を歩いている最中に米軍に発見され救出されています。(村には4日間潜伏していました)
この様に脚色がかなり多いので、実際の出来事をそのまま映像化しているとは考えない方が良いと思います。