.50口径ライフルを規制しているのはカリフォルニア州とワシントンDCです。
コネチカット州ではバレットM82A1が規制対象ですが、同じ.50BMGを使用するバレットM107は合法です。
これはアサルトウェポン規制法のリストにM82A1が記載されているのが理由で、大口径ライフルを規制する法律ではありません。
メリーランド州でも.50口径規制がありますが、規制内容は売買や譲渡が可能な数が月間1丁までという制限であり所有は合法です。
>また、それらの州では50口径以上の火器の所持も取り締まっているのでしょうか?
アメリカでは.50口径を超える銃は法律上DD(デストラクティブデバイス)として扱われるため、所有や売買には200ドルの税金が掛かります。(ショットガンなど例外あり)
ワシントンDCではDDの所有や売買は違法です。
カリフォルニア州では製造から50年以上経過し州法のリストに記載があるモデルは売買可能です。
コネチカット州とメリーランド州では合法です。
>20x110mmなんかの50口径より大きな弾は1発あたりどれくらいの値で取引されているものなんでしょうか?
20mmだと練習弾で1発10~20ドルが相場ですが、かなり入手困難です。
特に弾頭内に火薬が含まれる弾は殆ど入手できませんが、火薬を抜いたダミーカートリッジは簡単に入手可能です。
>ひょっとして砲弾の扱いを受けて200ドルの税金が取られたり……(汗
弾頭(飛翔体)に火薬が含まれるグレネードランチャーの弾やロケット弾の場合は1発ごとに200ドルの税金が掛かります。
関連記事:
有効射程5,000m以上の大口径ライフル弾14.9mm SOPとは?
アメリカで大砲を合法的に購入する方法とは?:必要な知識と手続きの手順