名無しですみません。ゲスト
こんにちは。
一時期はフランス特殊部隊のシンボルにもなっていたマニューリンMR73というリボルバーについて質問です。
前々から憧れの銃で、いつか撃ってみたいと思っていたのですが、なんとベレッタ社から再販(?)が決まったそうです。
これはイタリアのベレッタ社がライセンス生産しているものなのでしょうか? それともフランス本社が生産している、今まで通りのマニューリンなのでしょうか?
また、銃身寿命は脅威の30万発、.357マグナムにおいては9万6,000発の射撃に耐えたそうですが、これは現実的にあり得る数値なのでしょうか?
個人的には伝説か、話が誇張されているように感じてしまいます……。
また、再販されたマニューリンにも同等の性能は期待できるのでしょうか?
みがもゲスト
レザーで長持ちするものであれば、オーダーメイドのカスタムレザーは如何でしょうか。ビアンキなどの量販メーカーも決して悪くはないのですが、加工しやすい柔らかな革で色々なガンに対応するよう作られる為か、全体的に柔らかくてフィットが緩めです。経年変化の度合いによっては数年でふかふかの柔らかさになっていることもあります。オーダーメイド品では加工しにくいほど固い革を他機種に流用が効かないほどぴったりと型を付けて、カッチカチの丈夫な高級品に仕上げるものです。長持ちしますし、使い勝手も段違いです。硬い馬革なんかであればカイデックスのような感じすら漂わせます。…ただ、それこそカイデックス製であれば高級レザーと同じく硬さとピッタリフィットが安価で早く量産できるので、実用性で言うとやっぱりカイデックス製が良いところではあります。しかし所有の満足感や独特の使用感に惹かれる人も多いですし、カイデックス製は合理的な反面で大手でもグロック19やP365のような需要の多いモデル中心でしか対応していない会社も多いので、融通の利くカスタムレザーで専用品を作ってもらうのも選択肢として魅力はあります。例えばフルサイズピストルのOWBであればKramerやMitchRosenなんかが有名どころとしては思い浮かびますが、他にもたくさんのメーカーがあるので色々調べてみると楽しいですよ…そしてハマりこんでコレクションが増えると、もはやホルスターの寿命が気にならなくなります…
使用される環境やモデルにもよるため一概に言えませんが、レザーホルスターは経年により柔らかくなるため、酷使するには向いていません。
次第に銃を定位置で固定することが難しくなり、ドロウの際に手間取りやすくなりがちです。
それでも、レザーホルスターのなかでは牛革より馬革は形状を維持しやすいため、馬革を選ぶ方が良いかもしれません。
レザーホルスターは日常的なケアが重要になるため、気を付けていれば20年持たせることも可能で、使用頻度が少なければ100年使用することも可能です。
製品寿命の長さという点では樹脂製ホルスターの方がおすすめですが、厚みや構造によっては長く持たせることが難しい場合もあります。
趣味で愛用するのであれば一つのホルスターを使用し続けるのも良いですが、自分の命を預ける実用品として使用する場合は「消耗品」と割り切って定期的に買い替える方がおすすめです。
関連トピック:革ホルスターは馬革の方が牛革よりも良い?
名無しですみません。ゲスト
こんばんは。タイトルにあるように一生もののホルスターを探しています。
私は今、ビアンキの92F(SB)用のOWBヒップホルスターを愛用していますが、中古で買ったので寿命が心配です。
適切な手入れと使用方法、それらをキチンと行なった場合のおおよその寿命が知りたいです……。
また、最近ではすっかり主流になったカイデックスや樹脂製ホルスターの寿命も教えていただけると助かります。
出来ることなら身体に馴染むホルスターを一生大事に使っていきたいです……笑
みがもゲスト
いつもお世話になります。
セミオートピストルの経年劣化といえば、スライドにクラック・スプリング類の消耗・銃身の劣化といったところは思い浮かびますが…最後まで残るであろうフレームの消耗に関しては、具体的にはどういった兆候が出るのでしょうか?フレームが駄目になって完全に寿命を迎えた状態というのがなかなかイメージできません。また、フレームの消耗に対してある程度は修理は利くものでしょうか?スライド等はそのまま交換すれば良いとしても、シリアルを打って登録されているフレーム部分は迂闊に手を加えられないイメージがあるのですが、どこまでなら加工や修繕が許されるものなのでしょうか?
通常、トップレバーは右方向にのみ動かして解放しますが、左利き用では左側へ動かすものもあります。
>これは調整、加工で位置を変えることは簡単でしょうか?
ご指摘の通りモデルによって構造が異なるため一概に言えません。
ですが右寄りで停止しているトップレバーでは使用するうちにロッキングラグの摩耗によって停止位置が次第に中央へ動くものもあり、そういったモデルでは加工によって中央に位置させるとロッキングラグの寿命を縮める可能性があります。
名無しですみません。ゲスト
こんにちは。
実銃のメンテナンス方法についての質問です。
現代では便利なメンテナンスキットやステンレスなどの銃が増えてメンテナンスが比較的楽になっていると思いますが、昔と今でメンテの方法はどれくらい様変わりしたのでしょう?
例えば西部開拓時代あたりの人たちは、土煙だらけの劣悪な環境の中どのように銃を扱っていましたか?
それともきちんとした整備が行き届かないせいで銃の寿命が短かったのでしょうか?
また、現代でも兵士が戦場で孤立した場合など銃のメンテナンス方法などはマニュアルに記載されていたり、手入れ用の個人装備を持っていたりするのですか?
高圧な弾薬を使用することは、車で例えると急発進と急ブレーキを繰り返しているようなもので、タイヤやブレーキパッドの交換時期が早くなるように、銃もパーツの消耗が激しくなり寿命が短くなります。
銃の摩耗具合を知るには摩耗痕(ウェアマーク)の状態や、ひび割れの有無を見て判断可能ですが、いつ割れるかといった予測を立てることは難しい場合もあるため、発射数や全体の状態から判断して予めパーツを交換するのも手です。しかし日常的に確認して小さなひび割れを発見してから交換しても遅くはありません。
通常、肉眼で見えないマイクロクラックが発生し、徐々に溝が広がって「割れ」が視認できる状態になります。
摩耗痕はパーツ同士が接触する部分で薄い痕が残り、接触が繰り返されることで徐々に表面にザラザラと凹凸が見られたり、凹みなどの変形が見られることで交換を判断することが可能です。
ベレッタ92FSを例にすると、ロッキングブロックは通常弾の使用で15000発に耐えるところ、高圧な弾薬を使用することで数千発や1万発以下で割れることがあります。
この場合、ロッキングブロックの接触面や角の凹み部分を見てある程度の交換時期を予測し判断することが可能です。
スポーツ用として使用する場合、ロッキングブロックが割れても銃が破裂するような危険はないため、割れたあとで交換しても問題ありませんが、ホームディフェンスやコンシールドキャリーなどで使用する場合は早めの交換が推奨されます。
1911ピストルの場合では、バレルリンク、スライドストップ、フレームレール、スライドなどが割れますが、割れやすい箇所には傾向があるため、そういった知識があればクリーニング時の確認で発見することは難しくありません。
.mamorunゲスト
申し訳ありません。説明がヘタクソ過ぎました。。。
一般的な弾薬と強力な弾薬とでは銃本体への負担が同じ一発でも当然違うと思います。
一般的には銃のトータルの発射弾数に応じて、摩耗したパーツの交換などを行うと思うのですが、その際に同じ発射弾数でも使用していた弾薬により銃の傷み具合も同等では無いと考えました。
(耐久性寿命)
例として…
通常弾999発+高圧弾1発
通常弾1発+高圧弾999発
極端で非現実的かもしれませんが、同じ1000発でも後者の方がより傷んでいると思います。
一つの銃で通常弾と高圧弾を使用して、銃本体の寿命が曖昧になるのであれば、通常弾用の銃と高圧弾用の銃と用途別に分けることにより、銃の摩耗が把握しやすいという側面もあるのかとな?と思った次第です。
シンプルに一般的な通常弾と高圧弾を併用している方は何を目安にして銃の摩耗具合を把握されているのでしょうか?
拙い素人考えなので色々と前提がおかしい可能性が大ですが、よろしくお願いいたします。
>定期的に交換しなければいけない消耗部品はどれくらいあるのでしょうか?
ベレッタ92FSの場合、リコイルスプリングは3000発毎に交換すると良いです。
ロッキングブロックの交換は1万~1万5千発が目安になりますが、古い92Fで旧型のロッキングブロックは5千~1万発です。
もし中古で使い古された銃を購入した場合は、リコイルスプリングを含め全てのスプリングを交換するのがおすすめですが、全ての機能が正常に動作し実射してジャムが無ければ使用を継続しても問題ありません。
マガジンも消耗品のためマガジンスプリングの交換が必要になりますが、使い古せばマガジンリップも変形するため、マガジンを丸ごと交換することをお勧めします。
マガジンは使い方や使用頻度によって寿命が異なるため何発毎に交換とは一概に言えませんが、ジャムの頻度が増えたと思ったら買い替え時です。
>メンテだけで半永久的に使える
条件次第のため、一緒くたに断定的に語られる情報は鵜呑みにしない方が良いと思います。
ハードに使用すればトリガーメカやフレームに影響しますが、普通に使用していてもトリガーが戻らなくなったり、シリンダーが回らなくなるといったトラブルは生じます。
これはクリーニングだけで解決しない場合もあり、パーツ交換が必要になることも多いですが、どのパーツに問題が起こりやすいかはモデルによっても異なるため一概に言えません。
日常的に、トリガーの動き、ハンマーの打撃力、シリンダーギャップ、シリンダーのストップ位置、エジェクターロッドの緩み、フォーシングコーンの状態・・・などをチェックするのがお勧めです。
>やはりリボルバーといえど、定期的な部品交換は必須なのでしょうか?
パーツの動きが悪いなどの症状があれば交換が必要な場合もありますが、定期的な交換が必要であるかはモデルや使用弾薬によって負荷の掛かり方も異なるため一概に言えません。
モデルや使用状況によっては長期間の使用でも交換を必要としない場合もあります。
みがもゲスト
アルミ合金フレームで500発というのが何となく既視感があったので、自室に積んであるGunPro誌のバックナンバーから探してみました…2016年5月号(スタームルガー・アメリカンが表紙の号ですね)にてSHINさんが「Jフレームをマスターする」という特集記事を載せてらっしゃいまして、私はこっちの記事で見つけました。内容は題の通りなのですが、その中で『アルミフレームを持つS&W Jフレームリボルバーは、.38スペシャルの+Pを発射した場合の耐久性は500発程度と言われている。そのため、筆者はステンレス製のM649で練習し、M442を携帯している。』という文章がありました。
いずれの文章でも『と言われている』となっているのがポイントなのではないでしょうか。おそらくSHINさん自身は実際にJフレーム500発耐久テストのような事はやっていないと思われ、あくまでそういう説もある、と紹介した形にしていると推察されます。そして、これはやむを得ない事情とも思えます。実験記事もしばしば登場するGun誌とはいえ、本当にバレルが破裂してフレームがまっぷたつになるようなところまで寿命を調べるというのは間違いなく危険でしょう。youtubeでは過激なテストも見られますが、商業出版物であるGun誌でそれをやってしまうのは物議を醸す危険もあります。私も以前、.40オートの寿命についてGun誌の記事で言われているよりも実際の寿命は長い事をここで教えていただきましたが、Gun誌の方針としてはあまりギリギリに迫るような数値は言いたくないのかもしれませんし、銃器の安全管理上もそれで問題はないと思います。本当に壊れるぎりぎりまで使い続けるのは消費弾数の管理を間違えると大変なことになりますし…
また、仮にたった500発で新品に買い替えたとして、それでも現実的には問題にならないとは思います。上述の記事でも『記事の為にM442から38スペシャル+P、20発を連射したが正直しばらくはやりたくない。1日経った今でも右手親指付け根に違和感が残っている。』とありまして、よっぽどの鉄人でなければ一度に何百とは撃てないでしょうし、SHINさんのように練習用M649と携行用M442で別に用意しているなら、M442の方はほとんど消耗しないでしょう。となれば500発もの弾数を消化するのは何年かかるのか…と考えると十分に元は取れるんじゃないかと思います。定番のJフレームならば流通も安定していて買い替えも苦ではないでしょうし、無理して使い込んだおんぼろJフレームに命を託すより余裕をもって買い替えたほうが安心ですから…だいたい500発程度で新しいものに買い替えておけばいいという買い替え寿命のセオリーという可能性があるのではないかと推察しています。ちょうど5連発シリンダーで100回分というキリのいい数字でもありますしね。あくまで私見ですが…長々と失礼しました。
名無しのシューターゲスト
以前「連射レートが高い程近距離での命中率が高くなる」という話をされていましたが、
高発射レートは人体が制御出来る反動を超えてお
、その分命中させるのが難しくなる事からMP40の600発/毎分の発射レートが理想的であるという定説をアサルトライフルスレッド等でも良く聞かれます。
発射レートがある程度早い方が銃の寿命が縮み難いという話もありますし、SIG MCXは900RPMでありながらサブマシンガンやレーザーもかくやの低反動を実現していますが(後発の銃で同様の仕様が取り入られる事が少ないのを見るに欠点もあるのかもしれませんが)、
発射レートの低い銃やラピッドファイアもこなせる銃の方が扱い易い、とも限らないのでしょうか?
実際にクロムメッキの銃身をポリッシュする人もいますが、合理的とは言えないので止めた方が良いと思われます。
理由は以下の通りです。
【1】クロムメッキは熱や摩擦から銃身を保護するために行われるため、表面を削ってしまうと銃身の寿命(銃身命数)が短くなり本末転倒です。
【2】クロムメッキは厚みを調整することが可能で、薄い部分はスムーズになり、厚みが増すと均一性が失われます。薬室部分は薄くなっており、ボアも同様に薄くして均一な表面にすることが可能ですが、寿命が短くなります。
【3】クロムメッキバレルでも0.5MOAの集弾を出すことが可能なため、ボアをポリッシュしても精度の差を体感するのは難しいといえます。メッキにより0.25MOAが失われるとも言われますが、多くのAR15の様な4MOAのライフルで0.25MOAの差は殆ど分かりません。
【4】クロムメッキは熱への耐性があるため、フルオート火器に使用する場合や、長い銃身命数やクリーニングの容易さを求めるユーザーにお勧めできます。精度を求めるのであれば、ナイトライドやステンレスバレルの方が良いと言えます。
ゆうたゲスト
ポルさん、何度もありがとうございます。
3万発撃てれば寿命だと諦めがつくんじゃないでしょうか。
さすがに4500発は…と思いますが、原因がはっきりしてますから仕方ありませんね。
あと納入価格の件ですが、やっぱりP226は高かったんでしょうか。
今度のM17(P320)はずいぶん安い納入価格だと噂されていますが…。
>ベレッタ92FSの説明書に+P弾を使うと寿命が縮まると書いていますが、壊れるとは書いてなかったので、当時のベレッタM9のスライドは未完成みたいなものだったんでしょうか。
どんな銃でも+Pを使用すれば寿命が縮まりますが、軍用銃としては+Pに対応して当然ですね。
スライド以外にフレームの右側が割れる問題もあったので、未完成と言えると思います。
最初にフレーム不良が発覚したのは1984年ですが、解決したのは最終的にM9に決定した1988年でした。
>トライアル期間に同じ事故が起きてたらM9の名はSIG P226に与えられていたかもしれませんね。
1984年のトライアルでM9の勝利がほぼ決定でしたが、1984年にフレームが割れ、1987年にスライドが割れ、1988年のトライアルで最終決定したという経緯ですので、まさにトライアル期間中の事故でしたが、担当部門のM9プログラムオフィスが頑張って押した印象があります。