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ポル
キーマスターSV98はラミネート合板のストックと、グラスファイバー製ストックのバリエーションがあります。
ストックはそれぞれ性能やコストが異なりますが、一般的にはラミネート合板よりグラスファイバー製の方が環境に強く、メンテナンス性が高いのですが、その分コストが高くなります。
SV98で使用されているストックのグラスファイバーがどの程度のグレードか分からないので単純に比較できませんが、ラミネート合板ストックとグラスファイバーストックは、どちらもストックの中では重い部類に入るため、ある程度の重量が必要なスナイパーライフルのストックとして適した素材が使用されていると思います。
軍用として運用する場合はグラスファイバー製の方が適していますが、ラミネート合板でもメンテナンスが行届いていれば十分性能を出せると思います。
ポル
キーマスター大雑把に木か樹脂かを比較した場合、仰るとおり気温(耐熱性)や湿度(耐水性)で変形するのが大きな特徴です。ですが、ストックの特徴について深く知るのであれば、素材や加工方法を細分化して調べた方が正確だと思います。
ウッドストックであれば、ウォールナットやメープルといった材木の種類や、ラミネートストックといった加工方法などあり、シンセティックストックであれば、ナイロン系からカーボンファイバー、グラスファイバーなど、含有素材の違いにより強度や重さ、値段などが変わります。
ウォールナットはウッドストックに適していますが、丈夫である代わりに密度が濃いので重く、価格は高級品です。グラスファイバーも同じく高級ですが、価格や強度はグラスファイバーの含有量がどの程度かによっても異なります。また、シンセティックストックは内部が金属で補強されたものもあります。ラミネートストックは曲げに強く強固ですが、使用する接着剤の量や加工方法によっても粘りや強度、重さが変化するため一概にいえないところがあります。
ストックは様々なメーカーが様々なモデルを製品化しているので、非常に奥が深く、その特徴も様々です。そのモデルによって木の方が優れていたり、樹脂の方が優れていたりと性格が異なるので、素材や加工方法、その他、使用するアクションとバレルの重心や重さとの関係も考慮にいれた比較をした方が良いと思います。
ポル
キーマスター殆どのダットサイトは、スコープと同じくレンズの中心にレティクルやドットを合わせる必要があります。一方、ホロサイトのレティクルはレンズの中心で合わせる必要がなく、レンズの端でも正確なゼロを得られるため、レンズ内のどの位置であってもレティクルにだけ集中すればターゲットに命中させることができます。
また、一般的なダットサイトはLED光をレンズに投影させていますが、ホロサイトはレーザー光を反射板に三回反射させてホログラムをレンズに映し出しています。この反射の過程でホロサイトの天井には反射板が付いているため、天井が完全に丸いと構造的に都合が悪いでしょう。
また、ホロサイトの多くはレーザーユニットやバッテリーが下側に付いているので、丸いレンズを載せてしまうと、サイトの位置が全体的に高くなってしまうデメリットもあります。
とはいえ、問題が解決されれば、将来丸いチューブ型のホロサイトが登場することもあるかもしれませんね。
ポル
キーマスターコラムを拝見して理解しました。
アメリカは広くて銃の文化も地域によって異なるので、日本と比較するのは難しいかもしれませんね。特にサンフランシスコの例は、ここは全米で最も銃規制が厳しい街の一つなので、特殊な例だと思います。カリフォルニア州は民主党が強く、中でもサンフランシスコ市は銃だけでなく弾も規制する地域ですから、銃を商売とするには適していません。過去、新しい銃規制が法案を通過するたびにサンフランシスコのガンショップは市外へと移転していきました。アメリカのガンマニアの間では、サンフランシスコは悪名高い街です。
ハイブリッジアームズさんは、私の記憶では元々ボブチャウ氏のお店を引き継がれていたと思いますが、市内最後の一軒となっても社長の高橋氏の店への想いがあるのではないかと勝手に想像したりします。(以前何度もお会いしましたが、この辺の話題がなかったので私の勝手な想像です)
サンフランシスコ市内は銃規制が厳しい反面、市から車で30分圏内のガンショップやガンショーは比較的好況で、他のカリフォルニア州の市と変わりません。コラムは二年前に掲載されたようですが、過去数年間、オバマ政権は銃規制に前向きだったこともあり、その反発から銃器業界は空前の好況という逆転現象が起きました。ですので、サンフランシスコ市内のガンショップは減り、他の地域では逆に増えたりしています。
コラムで触れられた「業界の流れ」があるのは事実ですが、銃は車のように現物を見て購入を決めたい人が一定数いると私は感じているので、沢山ある流れの一つがスーパー化なのだと思います。新品で購入したい上級者は州外から購入するトランスファーの手続きにも慣れているでしょうが、それ以外の人はトランスファーを面倒だと感じたり、アドバイスをくれる地元のガンショップを頼りにしがちです(実際私がそうでした)。また、地元のガンショーに参加すれば、少し離れた街のディーラーとも知り合えるので購入元の選択肢が増えます。
コラムの最後で触れられている通り、(地元の)お客さんのニーズに応えるのが重要で、その方法は地域ごとに異なると思います。
ポル
キーマスターアメリカの銃砲店やディーラーは、日本のコンビニの数ほどありますから、州に一つということはありません。
銃砲店のスーパー化とは、大企業の進出で小規模事業者が減るという意味でしょうか?
アメリカの銃砲店は銃の売り上げだけでなくアクセサリーの売り上げが重要なので、品揃えが豊富な店は有利ですが、需要は地域差が大きいので、必ずしも大きなところが成功するとは限らないと思います。
日本はドイツやアメリカとは市場規模が全く異なるので比較が難しいと思いますが、個人的には年齢層が高く地域に根差した商売が中心の日本の市場において、そうなるとは懐疑的な印象を持っています。
ポル
キーマスター銃砲店も一般企業なので、ハローワークや求人サイトに求人が出ていることがありますよ。何らかの資格が必要だったとしても、入社後に取得すれば良いというところも多いと思います。
銃砲店のウェブサイトをチェックして求人が出ていないか探したり、直接お店を訪ねるのも良いかもしれませんね。
私は学生時代にエアガンと実銃を扱う銃砲店の常連だったのですが、小さなお店だったので求人を出しているところを見たことがありませんでした。他の企業と比べると求人が少ない業種かもしれませんが、地道に探すしかない気がします。
ポル
キーマスターライフルでスコープから覗いた視線と弾道が1回しか交差しないというのは、かなり近い距離だと思います。
ロングレンジライフルに使用される高速弾で有名な.338ラプアマグナム(弾頭重量300グレイン、初速2,800フィート/秒)を例にすると、バレルの軸線から視線(スコープ)までの高さが5cmのライフルを使用し、1,000メートル先のターゲットにゼロインした場合、発射された弾は銃口から1メートル地点で視線と交差し、575メートル地点を通過時に弾道曲線の頂点に達します。
このとき弾は視線上から約4.4メートル上空を飛んでおり、残り425メートルを飛びながら4.4メートル落下してターゲットに命中します。
同じ条件で100メートルでゼロインした場合、交差は1回だけで100メートル先のターゲットに命中しますが、それ以上の距離でゼロインすれば2回交差します。
警察特殊部隊のスナイパーであれば、運用距離が100メートルということも有り得るので1回交差のみということもありますが、500~2,000メートルを狙う軍のスナイパーでは無いと思います。
ポル
キーマスター珍しい機構なのでわかりにくいですね。
↑この画像のBが、
↓この画像の3の場所です。
ttp://cdn.topwar.ru/uploads/images/2014/830/uzcg238.gif
ガスがバレルからガスポートを通ってピストンとシリンダーの間(B)に流入します。
ピストンはシリンダーの中にあるので、(B)の部分は密閉された空間です。
この空間に圧力がかかるとピストンが押されて前進し、ボルトキャリアと一体の(A)が後退します。参考までにこの動画はボルトキャリアとピストンロッド(チューブ?)が逆方向に動くことが確認できます。
ポル
キーマスター説明足らずで申し訳ありません。
具体的にはピストン兼ウェイトが前進すると歯車の回転でボルトキャリアが後退する構造です。
この図は歯車の位置が正しくなく、実際はボルトの前に配置しているのだと思いますが、歯車が関係していることが分かります。
htt://www.firearmsworld.net/russain/ar/aek971/xfr8e.jpgこの画像を見るとボルトキャリアの下にいくつも穴が確認できますが、この穴に歯車がかみ合います。この部分(ボルトキャリア)は発射すると後退し、先端の銀色のパーツ(ピストン)は前進します。
http://77rus.smugmug.com/Military/AEK-971/i-Dn8NtT6/0/O/aek-971_57%20copy-O.jpgこちらのピストンロッド?の上側にも穴があり、歯車がかみ合う構造です。この部分はボルトキャリアの内側を貫通しているので、発射すると前進します。一方、リコイルスプリングは後退し縮みます。
ポル
キーマスターパーツのデザインは異なりますが、ウェイトがボルトキャリアと逆方向に移動するという内容は同じです。
AK107ではウェイトがボルトキャリアの上を移動するのに対し、AEK971はボルトキャリア、ガスピストン、ウェイトが全て同軸上に配置されています。
AEK971
ポル
キーマスターG17Lはギリギリ難しそうですが、どうでしょうね・・・。
FMG9はプロトタイプのみで製品化されていないので何ともいえませんが、フレームは交換不可なので恐らくG17に限られると思います。ですので、使用できるのはG17のスライドアッセンブリーとG17用マガジンのみです。また、ネットでは中身がG18と紹介されがちですが、厳密にはオリジナルのG17とフルオート化されたG17ですね。
バレルは筒ではなくライフリング付ロングバレルです。
ポル
キーマスターMAC-10,MAC-11,TEC-9などに装着できるバレル・エクステンション(延長バレル)は、ライフリングの無い「筒」なので、弾が接触することはなく、弾速が上がるといった効果はありません。
使用目的は、「見た目がカッコイイ」「マズルジャンプを抑えやすいので命中精度が向上する」といった効果を狙ったものです。また、銃口が射手から遠くなり、自分の手を誤射したりマズルブラストを浴びたりしにくくなるので、「セイフティ・バレル・エクステンション」と呼ばれることもあります。
ポル
キーマスターボルトキャッチは西側の軍用ライフルに多く装備されていますが、最近だとAK-12にも追加されていますね。
AUG A3のリロードはこの動画が参考になると思います。
M16との違いは、サポートハンドでマガジンキャッチを押さなければならない点ですが、その他の動作は同じです。ポル
キーマスター仰るとおりの内容で正解です。
ガスはガスチューブからボルトキャリア内へ流入し、ボルトキャリア内のガス圧が高まると、ボルトキャリアを後方へ押す力と、ボルトを前方へ押す力が発生します。しかしボルトはそれ以上前進できないので、ボルトキャリアが後退します。
https://300blk.files.wordpress.com/2014/01/387bf-ar15-gasimpingement.gif
例えるならストローを吹いてストロー袋を飛ばすようなものですね。
ポル
キーマスターなるほど、そういった主張は初耳です。
AK-47やデザートイーグルのようにピストンがガス圧で押されてシリンダー内を移動するのはピストンと呼んで間違いありませんが、M16のボルトのガスリングはいわばボルトキャリアを後退させるためのガスシールであって、ガス圧で移動するピストンとは別物だと思います。
リュングマン方式(DI)はガスを直接ボルトキャリアに当てて後退させる構造なので、仮にボルトキャリア内にピストンが存在しても、ガスがボルトキャリアに直接当たっている以上、ピストン方式とはいえないでしょう。
もしそうでなければ、リュングマン方式の語源のリュングマンAG42もボルトキャリアとガスチューブ・ブッシングの関係はピストンとシリンダーの関係と同等の構造なので、「リュングマンAG42はピストン方式」といえなくはない気がします。それはちょっと変ですね。
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