H&Kのローラーロッキング式小火器のリロードについて

リナード リナード Topic 3 replies

「MP5やG3などのH&K社製のローラーロッキング式火器ではボルトが前進した状態でリロードするのは部品を痛めるため推奨されない」とはよく言われますが、手前で調べたところその理由は「マガジンの構造上フル装填した際の最上段の実包にかかる力が強くボルトに強く当たるから」というものでした。ということは、そこらへんを改良したマガジンを使えば30発、もしくは20発フル装填されていたとしてもタクティカルリロードは可能ということなのでしょうか?或いは、もうそのようなマガジンは存在するのでしょうか?また、フル装填−2発にすれば問題ないというのは本当なのでしょうか?

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Replies 3

  1. ポル ポル #1

    ボルトが前進した状態でマガジンを挿入するべきではない理由は3つあります。

    【理由1】
    フルロードのマガジンはマガジンスプリングが強く縮められた状態になっています。
    マガジンを挿入すると最上部の弾薬がボルトと接触し、正しくマガジンを定位置でロックするには更に押し込んでマガジンスプリングを縮める必要があります。
    定位置まで挿入するにはかなり強い力を必要とするため、ロックされず使用中にマガジンが脱落する恐れがあります。
    これはAR15などでも同様で、30連マガジンであれば28発装填するとマガジンスプリングを縮められる余裕が生まれるため挿入しやすくなります。

    【理由2】
    マガジンを定位置まで挿入しようと強く挿入するとマガジンリップが変形することがあります。
    マガジンリップが変形するとマガジン上部の弾頭の位置が低くなるためジャムが発生しやすくなります。

    【理由3】
    稀なケースですが、マガジンを強く挿入する方法を長年継続すると弾薬が接触したボルト底面にクラックが生じることがあります。

    以上の理由がありますが、お気づきの通り、いずれもローラーディレードブローバックとは関係ありません。
    ローラーディレードブローバックでやってはいけないこととは、ボルトをゆっくり前進させて薬室を閉鎖することです。

    ローラーディレードブローバックはボルト閉鎖時にローラーを定位置に収めなければジャム(排莢不良)が発生しやすくなるため、ボルトオープン状態からチャージングハンドルを叩いてボルトを前進させる、いわゆる「HKスラップ」が必要とされます。
    ボルトが強く前進することでローラーが定位置に収まり、完全な薬室閉鎖状態になります。

  2. リナード リナード #2

    なるほど。ではなぜ「ローラーロッキング式火器でタクティカルリロードをやってはいけない」という風説が生まれたのでしょうか?タクティカルリロードならば弾倉を交換した時点で薬室に実包が入った状態でボルトは完全に前進しているはずですし・・・・・・もしかして、こちらのサイトで説明のあった「MP5はボルトを閉鎖した状態でマガジンを挿入するには強い力を必要とする」というのが関係しているのでしょうか?

  3. ポル ポル #3

    ローラーディレードブローバックを採用するG3やMP5は最終弾発射後にボルトがホールドオープンしないため、そのままマガジンを挿入するのが困難なことから「ローラーディレードブローバックの銃」という括りで語られているのかもしれません。

    同じくボルトがホールドオープンしないAK47では、てこの原理を利用して簡単にマガジンを挿入可能なため、このような問題はありません。

    また、MP5の30連マガジンは31発装填することが可能で、ボルト前進時に31発装填されたマガジンを強く押し込んでもマガジンを固定することができません。
    これはAR15でも同様ですが、MP5は特に挿入が困難として有名です。

    それから細かいことですが、G3やMP5はローラーロッキングではなく、ローラーディレードブローバックです。