弾薬の併用は昔に限ったことではなく現在もそうなのですが、FBIにはピストルの「許可リスト」があり、このリストにあるピストルは所持可能となっています。(他の法執行機関でもこれが標準的です)
現在は9mmのグロックが支給されていますが、リストにはG23やG27(.40S&W)の他、G21(.45ACP)もあり、これらは捜査官が自費で購入して所持することが可能です。
また、FBIの特殊部隊(HRT)では1911(.45ACP)が支給されています。
FBIは比較的柔軟で、現在はピストル全盛となった時代でありながら、引退が近い捜査官には慣れ親しんだリボルバーを継続して所持することも許可していました。
.40S&Wがスタンダードだった時代では、新人捜査官はFBIアカデミー(FBIのトレーニングセンター)に入り4~6週目にピストルを支給され、その際に.40S&WのG23やG27などが支給されましたが、.40S&Wの反動やサイズに問題があると感じる捜査官には、9mmのG17やG19が支給されていました。