米軍や英軍はイラクやアフガニスタンでルームクリアリングにショットガンも使用しましたが、ショットガンは主にドアブリーチングや警備用などで利用されています。
ショットガンはライフルと比較すると速射性が低いという問題があるため、一般的にライフルが好まれています。
ショットガンはストッピングパワーが高く近距離で命中すれば効果的なものの、初弾を外したり有効弾にならない場合は次弾の発射がライフルと比較して遅れやすいと言えます。
法執行機関でもショットガンが利用されていますが、バックショットよりもビーンバッグなどの非致死性弾が使用される機会が多いのが実状です。
バックショットは貫通力が低いため二次被害を防ぐ意味で優れていますが、撃ってはいけない人や物が混在する現場では適していません。
ターゲットまでの距離に関係なく素早く正確に複数発を命中させやすいライフルはショットガンより好まれる傾向があります。