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38スペシャルと357マグナム

  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にAさんにより9年前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #29890
    Aさん
    ゲスト

    357マグナムの銃でも38スペシャルは撃てますが
    38スペシャルの銃に357マグナムを使用することは、どのような理由で困難であり不可能であるのか(シリンダー長や腔圧的な問題などで)
    教えていただけないでしょうか

    #29891
    ポルポル
    キーマスター

    >(シリンダー長や腔圧的な問題などで)

    ご指摘の通り、これが問題で撃てません。

    発生する腔圧は.38スペシャルが17,000psi以下に対し、.357マグナムは35,000psi以下なので、.357マグナムのプレッシャーを想定していない.38スペシャルのリボルバーは、シリンダーやフレームの強度が足りません。

    また、シリンダー長も問題ですが、それ以前にケース長に問題があります。
    これはSAAMIのスペックを見るとわかりやすいと思います。

    .357マグナム
    ttp://www.saami.org/pubresources/cc_drawings/Pistol/357%20Magnum.pdf

    .38スペシャル
    ttp://www.saami.org/pubresources/cc_drawings/Pistol/38%20Special_38%20Special%20+P.pdf

    .357マグナムのケース長を見ると、32.77mmとなっています。
    一方、.38スペシャルのチャンバー内は、ブリーチフェイスからシリンダー内のスロートまでの距離が29.54mmとなっています。
    シリンダーの弾の出口はケースの直径より小さくなっているため、.38スペシャルのシリンダーに.357マグナム弾を挿入すると、約3mm残して途中でつっかえてしまうことになります。3mmも残ってしまうと、シリンダーを閉じることができません。

    古いリボルバーではシリンダーの入り口から出口まで同一内径である場合もあるので、そういったリボルバーでは装填可能ですが、現代のリボルバーの殆どは装填自体が不可能であることがあります。

    #29899
    Aさん
    ゲスト

    ご教授いただきありがとうございます。

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