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キーマスター一般的に英語圏では緩発式瞬発式と分類されないのですが、緩発式のマッチロックはSerpentine lock、Serpentine Matchlockなどと呼ばれ、瞬発式はSnap matchlockと呼ばれます。
または、歴史的に先発のMatchlock(緩発式)に対して後発のSnap matchlock(瞬発式)と対比されることがあります。
ポル
キーマスターそういった目的でしたら、フィラーを使うと良いかもしれません。
エアスペースに詰めてパウダーシフトを抑えるための製品です。
ボトルネックケースでフィラーを使用すると腔圧が上昇しやすいので注意が必要ですが、ローディングデータにない少ない装薬量には有効です。
ポル
キーマスターバレルの熱はバレルエクステンションを介してバレルナットやレシーバーに伝わりますが、接触面が小さいのでレイルにヒートシンクとしての効果は殆ど無いと言って良いです。
風通しの良いレイルはM16A1/A2のハンドガードより加熱しにくいため、その点で冷却効果があると言えますが、ヒートシンクと呼べるレベルではありません。
アルミ製の大型ヒートシンク・バレルナットや、バレルに巻き付けるタイプのヒートシンクも製品化されていますので、そちらの方が冷却効果が期待できます。
ポル
キーマスターガンショップや射撃場での作法とは?という投稿に対して、「銃口方向に注意し、誰もいない方向の地面に銃口が向くように注意してください。天井に向けるのもNGです。」と答えられていましたが、天井に向けていけないのはなぜなんでしょうか?
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理由は二つです。
一つは、場合によっては階上に人がいる可能性があります。
もう一つは、銃口を水平方向や上方に向ける際、周囲の人間に銃口が向きやすくなり、視界に銃口が入ることを不快と感じる人も少なくありません。
以上の理由から銃口は常に下向きで扱うことをお勧めします。
ポル
キーマスター>a. 125grs 3000fps
>b. 200grs 2371fps
>反動が大きいのはどちらでしょうか。使用する装薬量や銃の重量等の条件が同じ場合、リコイルエナジーはbの方が約25%ほど大きくなります。
>どちらかというと、aには速燃性の装薬を用い、bには遅燃性の装薬を用いるのが適しているような気がするのですが、この認識で合っているでしょうか。
通常は弾頭重量が重くなるほど遅い燃焼速度の装薬が必要になります。
しかし、装薬量や銃身長次第で燃焼速度の違いも調整されますので、常に同じというわけではありません。>同じ量を詰めていいなら、速燃性の方がパワーが出そうな気がするのですが、どうでしょうか。
同じ量でそれ以上詰める余裕がないという条件でしたら、速燃性の方がパワーが出ます。
ですが実際に必要とする弾速を出すために速燃性が必要ということではありません。
前回触れたプレッシャーカーブをイメージすると分かりやすいかと思いますが、極端な例を挙げると、速燃性装薬Aは最大圧力時に弾頭の位置が薬室に近いところにあり、遅燃性装薬Bは弾が銃口に近い側の地点で最大圧力に到達します。(AとBの銃口初速は同じとします)
Aは一気に最大圧力に達して弾を加速させますが、銃口を出るころには薬室内の圧力は低下しています。
Bはゆっくり弾を加速させ、徐々に圧力を高めながら弾が銃口に近いところで薬室内の圧力が最大になります。しかし、AとBの中間的な燃焼速度の装薬Cは、中程度の圧力を長時間維持することで、AやBより低い圧力でAやBと同じ銃口初速を出すことができます。
これはあくまで一例ですが、ピーク時の圧力が低く抑えられればケースや銃身に対する負荷も少なく、リコイルもコントロールしやすくなりますから、使用する銃身長、弾頭重量、口径などを考慮した燃焼速度が速すぎず遅すぎないベストな装薬が求められます。
ポル
キーマスター>Hodgdon はカタカナだと何になるでしょうか。
ホジドンです。
>低い燃焼温度で高圧が出る装薬ってあるのでしょうか。
その条件ですと、シングルベースのボールパウダーで燃焼速度が速い製品になると思います。
5.56mmNATOのような小口径高速弾や、.357マグナムなどで使用されるタイプです。>温度以外の要件で、銃身に優しい装薬 というものを目指すとしたら、どのような方向性&方法論があるでしょうか?
汚れ(カーボン)の少ない装薬や装薬を完全燃焼させる環境(燃焼に必要な圧力を維持する)が必要です。
汚れが付着している場所と付着していない場所では熱の加わり方にムラができるため、エロージョンを進行させる原因になります。>反動の少ない装薬というのは、どのようなものになるのでしょうか。
燃焼速度の遅い装薬です。
この図は装薬によるプレッシャーカーブを表していますが、縦軸が発生する圧力、横軸が銃身長です。
装薬の違いによってプレッシャーカーブが異なり、この曲線が緩やかな方(遅燃性装薬)がリコイルがマイルドになる傾向があり、弾を急激に加速させるよりも、ゆっくり加速させる方が反動が抑制されます。
ですが、装薬の燃焼速度だけでは劇的な変化は望めないため、ハンティング等で低反動を求めるのであれば、軽量弾に加え、弾速を抑えると同時に低速で着弾しても拡張しやすい弾頭でストッピングパワーを稼ぐのが一般的な方法です。
ポル
キーマスター弾薬メーカーのブランドや弾頭重量などから初速やマズルエナジーが異なるため、4インチで2,000ft-lbf以上でることもあれば、1,400ft-lbfの場合もあります。
ですが8インチよりも概ね200~600ft-lbfほど低い傾向があります。
>海外のサイトを検索するコツ
日本語の検索結果を少なくするには、「s&w m500 4 barrel fps muzzle energy」といったように、できるだけ英単語のキーワードを複数追加すると良いと思います。
銃身長を検索する場合は「4 inch」と入力しても良いですが、「4″」と表記されることも多いので、私は「4 barrel」で検索することが多いです。
それでも駄目な場合はグーグルの言語設定を英語にしたり、google.co.jpではなくgoogle.comを使う、URLの最後に「&hr=en」を追加する、・・・等の手もありますが、大抵はキーワードの英単語で問題ないはずです。
ポル
キーマスター>下の方も本当のミニマムより高い値を謳っている という事情はあるのでしょうか。
安全性に直結する問題ですので、ギリギリの値を推奨することは無いと思います。
>反動もx39より強くなるでしょうか。
誤差の範囲といえるので、殆ど体感できないのではないでしょうか。
>パワーを落としたいユーザー向けのエネルギーの低いパウダーって無いのでしょうか。
Hodgdon Trail Bossなど、ローベロシティーロード専用パウダーもありますが、エナジーは弾速と弾頭重量のバランスで変化するため、必要となるのはレシピとなるローディングデータです。
単純に装薬を減らすだけでは精度や効果を出すのが難しいことから、リロードする場合はデータが必須ですし、データさえあれば豊富な選択肢の装薬から作ることができます。
または場合によってはファクトリーロードでローリコイル弾が販売されているので、こういった製品を使うのも良いですし、サブソニック弾という選択肢もあります。
HSM
https://www.hsmammunition.com/rifle/low-recoil/レミントン
https://www.remington.com/ammunition/centerfire-rifle/managed-recoilポル
キーマスターエアスペースが大きいと高圧になりやすいのはご指摘の通りです。
特に遅燃性装薬では端から連鎖的に燃焼しエアスペース部分が急激に高圧となりますから、装薬量は一定以上でも以下でも危険を伴います。
どれぐらいの装薬量であれば安全といえるかは、使用する装薬の型番によって異なります。
例を挙げると、.308winにも使用されるHodgdon H4895は60%まで減装可能です。(推奨最大装薬量の60%という意味です)
実際に減装弾をリロードする場合は、リローディングマニュアルを入手して、リローディングデータの通りに行うことが推奨されます。
リローディングマニュアルには最低装薬量も記載されていますから、基本的にはそこが最低ラインと考えた方が安全です。それ以上は、どれだけ減装可能なのか各製品のスペックを調べる必要があります。
リコイルを減少させる方法は、他には軽量弾を使用したり、少量のハンドガン用装薬(速燃性)を使用する方法がありますが、これも量を間違えると事故に繋がるため、マニュアルのレシピ通りに行うのが無難です。
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キーマスターフィーディングランプ(フィードランプ)は弾を薬室内に滑り込ませるための傾斜(ランプ/ramp)の部分を指します。
これはバレル側やフレーム側、またはその両方に備わっており、ピストルやライフルなど自動装填の銃で必要な機能です。
画像右のバレルにはフィードランプが備わっていますが、このバレルはランプドバレル(Ramped Barrel)と呼ばれます。
フレームに備わっているフィードランプ
関連記事:ピストルカスタムの基礎知識
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キーマスターこの動画がアップされた当時のPMAG(GEN M1 ~ GEN M2)は互換性がありませんでしたが、現在のPMAG(GEN M3~)は非コルトとの互換性があり、SCARやHK416の他、タボールやSA-80でも問題なく使用可能です。
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キーマスター私も厚木基地で似た経験があります。
わかる人には通じますが、銃に興味がない人には通じないかもしれませんね。
「セレクティブファイア」よりも、単純に「セミオートとフルオート」と言う方が伝わるかもしれません。
ガンショップやガンショーなら大抵は「セレクティブファイア」で通じると思います。
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キーマスターM82A1は通常の弾で約3MOA、マッチグレードの弾で1.5~2MOAと言われています。
また新型のM107A1では、ボルトキャリア等の設計が更新されたことにより、1MOAを出せるようになっています。
1MOAは100ヤード(91.44m)で約1インチ(1.047インチ=約2.66cm)の集弾です。
MOAについてはこちらの記事をご覧ください。
ライフル射撃の基礎知識 ゼロインとMOAとMilポル
キーマスタークロモリとステンレスにはそれぞれ含まれるカーボンなどの含有物質によって性質が異なるため、一概にどちらが良いとは言えません。
銃のバレルやボルトといった負荷が掛かる場所には、4140スチール、4150スチール、17-4ステンレスなどが使用されています。
これを比較するとブルネリ硬さは17-4の方が高いですし、疲労強度を見ると4140と17-1はほぼ同等、4150と17-4では製品によっては4150の方が強く、引張強度は17-4の方が強い傾向があります。
しかし、これもそれぞれ熱処理等製品によって性能が異なるため、単純にどちらとは言えない場合があります。
鉄はカーボンの含有量が多ければ硬くなりますが、硬くなれば粘り強さが失われますし、加工が難しくなることで製造コストが高くなります。
強度的にクロモリとステンレスのどちらが良いかという問題は、使う場所によりけりです。
例えば、マシンガンのバレルとボルトアクションライフルのバレルでは、使用時の温度がことなるため、それぞれに適した素材が選択されます。
個々の強度的性能さを除いた場合、ステンレスの銃の最大の利点は、錆びに強い(クリーニングしやすい)という点と、単純に見た目が美しいという点です。
ステンレスも錆びますが、錆に強いとコーティングを施さなくてもメンテナンスしやすいですし、クロモリはデリケートなのでコーティングが必要になります。
またステンレスバレルはクロモリバレルより寿命が長い傾向があり、汚れを落としやすいというメリットがあります。
私は個人的にピストルやライフルの腐食に苦労したトラウマがあるので、選べるなら出来るだけステンレス製品か、或いはハードコーティングの製品を選びたいと考えてしまいます。
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キーマスター>ディレイドブロウバックも時代遅れですか?
比較的新しいクリスベクター、レミントンR51、ワルサーCCP、FNファイブセブンなどもディレードブローバックですから、時代遅れではないと思います。
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