>AR-15が本邦に採用されない理由について「DI方式銃は気温40度の亜熱帯とマイナス37度の凍土で問題なく作動せしめると確証がない」
因みにAR15(M4)が採用されているアメリカではデスバレーで気温57度、アラスカで気温マイナス62度という記録があります。
それはさておき、米軍は寒帯地域から熱帯地域まであらゆる地域へ展開する能力を維持することが基本となっており、当然ながら米軍に採用される銃は対候性テストが行われ、これをクリアしなければ採用されません。
ベトナム戦争時代にはM16A1のレシーバーに湿度による対候性の問題がありましたが、それは当時素材を変更することで解決されています。
現代では気温が45度になるイラクでM4が作動していることからも、自衛隊(特殊作戦群を除く)で採用されない理由に気候は無関係と言えます。
>自衛隊でガスピストン式小銃が採用され続ける理由に信頼性やその他どういった理由が考えられるでしょうか?
開発の参考にした銃の作動方式がピストン方式だったことが理由だと思われます。
64式小銃はM1カービン、M1ガーランド、SKSなどを参考にし、89式小銃はAR18を参考にしていますが、これらはピストン方式でした。