ヘルメットの種類によって性能が異なりますが、軍や警察で使用されることが多いヘルメットではNIJレベルIIIA相当が多く利用されています。(軍ではNIJ規格を利用していないので「相当」です)
これは.357マグナムや.44マグナムといった拳銃弾をストップできる性能があり、これにアーマーを追加してヘルメットの前面をライフル弾に対応するレベルIIIに引き上げることも行われています。
レベルIIIではAR15やAK47で使用されるような、鉛コアFMJの5.56x45mmや7.62x39mmをストップできますが、タングステンコアや熱処理されたスチールコアが含まれるAP弾(アーマーピアシング弾)では貫通します。
ヘルメットの性能や弾薬の種類は様々で、弾速、弾頭重量、弾頭の種類、コアの有無、ターゲットまでの距離などの条件により異なります。
>防弾ヘルメットでも止めることが出来ない弾とかあったりしますか?
無数に存在します。
アサルトライフルで使用される弾薬よりハイパワーな弾薬やAP弾は貫通しやすくなります。
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