銃の好きな人の渡米について。
よく月刊ガンなどの雑誌には銃が好きな人でアメリカへ移民をした人の記事が書かれています。
彼らはみんな最初どのような仕事でアメリカに就職したのでしょうか?
私も銃が好きで銃だけが目的ではないですがアメリカへ移民を希望しています。
しかし求人はラーメン職人や寿司職人ばかりで仕事がかなり限定されています。
就労ビザもアメリカ人では出来ないような仕事でなければなかなか下りないそうです。
私も基礎的な英語力と機械系のキャリアはあるものの経験を活かせる求人があまりありません。
英語力も日常会話レベルでありビジネスレベルでは話せません。
銃が好きでアメリカへの移民を希望されている方は日本にそれなりにいると思います。
何か就職に関して良い方法はありませんか?
よろしければ教えてください。
回答によっては移民したい人達の励みになると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
年齢、学歴、職歴などが分からないと具体的な回答はできませんが、いずれにしても日本人がアメリカで暮らすためには英語力が必須です。中国人、韓国人、ヒスパニック系なら現地で大きなコミュニティーを形成しているので英語力ゼロで生きていけますが、日本人はそうはいきません。日常生活だけでなく仕事となれば英語が必要です。
また、アメリカは日本以上に学歴社会です。日本で有名な大学を卒業していても、アメリカ人にとっては無名大学と同じなので、良い仕事に就くのは簡単ではありません。これをクリアするにはアメリカで学位を取得して就職するか、日本の企業から出向して働く方法があると思います。
お勧めは短期語学留学(または現地の大学に入学)で現地で勉強しながら英語力アップを目指し、就職先の情報を収集、そして就職後に就労ビザに切り替える方法です。現地で顔見知りが増えれば相談に乗ってもらえることもあります。アメリカのカレッジは入学しやすいですし、授業によっては実際の企業と連携して仕事することも可能です。
もし留学が無理なら、日本で英語力の問題を解決するしかないでしょう。
私がアメリカで出会ったガンライターの方々は、ガンライター限定の方もいますし、他に仕事を持っている方もいました。
銃が好きならガンスミスなどを目指して銃を仕事にするのも良いですし、畑違いでも機会とやる気があればラーメン職人やすし職人を目指すのも良いと思います。
私が通っていた現地の寿司バーでは、板前さんが銃の趣味をもっていたので板前愛用のHK P7の話題で盛り上がったことがありました。また、この店で偶然私の隣に座っていた現地在住の日本人常連客は、数百丁のライフルを所有するライフルコレクターで職業は植木職人でした。
サンフランシスコでガンショップを営んでいたハイブリッジアームズの高橋さんにも個人的にお世話になりましたが、高橋さんはアメリカのカレッジを卒業後に現地のガンショップで働いて成功されました。
私が皆さんから話を窺って感じるのは、アメリカで働くのに王道はなく、それぞれ現在に至るまでの経緯はバラバラで、全ては行動した結果なのだと思います。もしやってみて駄目だったら他の方法を探るしかないでしょう。
・・・なので、ベストの方法というものは無いと思います。
余談ですが私はアメリカで6年暮らしましたが、食べ物に対する不満が大きくてアメリカ生活は無理だと悟り帰国しました。
外国で生活するのは大変なことが多いものですが、これから目指す方には夢の実現のために頑張っていただきたいと思います。