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薬莢の長さと威力について

  • このトピックには1件の返信、2人の参加者があり、最後にポルポルにより5年、 8ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #68310
    じんたん
    ゲスト

    同じ口径の弾頭であっても薬莢の長さによって威力は変わるものなのでしょうか?
    例えとして.38 Spl と.357 Magnum ですと薬莢長が3mm前後の違いで同じ弾頭重量の物でも3倍近い威力の差が出ています。
    3mmほどの違いでそれほどの差を出せる理由は何故なのでしょうか?

    #68325
    ポルポル
    キーマスター

    薬莢の全長が長い方が容量が大きく、多くの装薬を使用できますが、実際の装薬量は薬莢の全長と比例しないため、薬莢の長さで威力を測ることはできません。

    .38SPLと.357マグナムについては、どちらも多くのエアスペース(空洞部)を持ちます。

    具体的には、薬莢の容量に対し、.38SPLは3~6割程度、.357マグナムでは6~10割程度の装薬が装填されています。

    使用される装薬の種類や量は弾頭重量や使用目的によって変更され、常に一定ではありませんから、比較対象次第では.38SPLと.357マグナムが同等のパワーということもあり得ますし、2~3倍の差で異なることもあり得ます。

    しかし、SAAMI規格での最大腔圧は、.38SPLは17,000psi、.357マグナムは35,000psiですから、.357マグナムの方が高圧に耐えられる薬莢(弾薬/薬室)と言えます。

    関連記事:9mm弾と.38スペシャル弾の実力差とは?

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