>ストライカー式の拳銃やAR、AKシリーズ等の軍用銃、オートやレピーター、二連の散弾銃でも再撃発は可能でしょうか。
全てではありませんが、可能なものが多いです。
DAOのストライカーピストルはもちろん、AR、AK、レバーアクションなどもゆっくり慎重にボルトを後退させればハンマーを起こすことができますし、モスバーグ590DAの様にダブルアクショントリガーが備わった製品も存在します。
しかし拳銃弾を使用するサブマシンガンは弾薬の全長が短いこともあり、ハンマーがシアーに掛かる前に排莢される場合があります。
中折れ式では内蔵ハンマーのシアーとエジェクションシアーが掛かるタイミングが殆ど同時のものもあるため難しい場合もありますが、ランカスターの様にダブルアクショントリガーを持つ中折れ式も存在します。
(ランカスター4バレルショットガンは4つの薬室を順番に撃発するため、同じ薬室のプライマーを再度叩くのにトリガーを4回引く必要があります)
>軍やタクティカルシューティング、セルフディフェンスにおいて不発時には再撃発より排莢が優先でしょうか。
その通りです。
一度プライマーを叩いて不発のとき、もう一度叩いても不発になる可能性が高いため、次弾を装填する方が合理的です。
セールス目的の謳い文句でダブルアクショントリガーのセカンドストライク機能が強調されることもありますが、実用上セカンドストライクは無意味と言って良いです。