PDP(パフォーマンス・デューティー・ピストル)とPPQの細かい差異を上げると色々ありますが、主にスライド、フレーム、トリガーに違いがあり、PDPはドットサイト搭載を前提に最適化された設計になっています。
PPQのスライドは上に向かって細くなっている形状なのに対し、PDPでは上部も太くドットサイトのスペースを確保しています。
また同時にワイドセレーションによってグリップ力を高め、スライドを引きやすくなっています。
PDPの方が外見が太く大きな印象がありますが、重量はPPQより若干軽量化されています。
フレームはグリップした際にドットサイト使用時に自然な形で銃口がターゲットを向くような角度で設計されています。
グリップのフロントストラップ下部が前方に突き出し、小指を逃がし難くすることで銃をしっかり保持可能です。
またグリップテクスチャーの摩擦力が向上している他、スライドとフレームはPPQと互換性があるためPDPのフレームにPPQのスライドを組み込むことも可能です。
トリガーを比較するとPPQはわずかに粘りのあるトリガープルなのに対し、PDPはトリガーを引いた際にバチっと落ちるような切れの良いトリガープルになっています。
(PDPのトリガーの方が若干トリガーの遊びが短くなっています)