回答したあとで気が付いたのですが、自動式についてのご質問でしたね。失礼しました。
タボールTS12はセミオートのチューブマガジン式ブルパップショットガンです。
チューブマガジンを使用するセミオート・ブルパップショットガンは技術的に不可能ではありませんが、用途を考えるとあまり良い構成ではありません。
セミオートでブルパップを必要とするということは、全長が短く取り回しやすい他、速射性が高いといった必要性が考えられますが、この場合チューブマガジンで給弾すると重い装弾により重量バランスが銃の前方に移動するため、取り回しにくくなることが考えられます。
また、短時間で弾薬を消費するセミオートでは、ボックスマガジンの方が素早いリロードが可能です。
その他、作動の信頼性や製造コストに関しても、この手のショットガンの需要を考慮するとポンプアクションの方が売れやすいという考え方もできます。