アメリカでは製造から50年経過した銃はアンティーク銃(C&R)のカテゴリーに入り、現代の銃とは別の法律が適用されますが、セイフティの機能については免除されています。
そのためアンティーク銃に関しては落下によって暴発する銃であっても購入可能です。
ただし各州ごとにアンティーク銃の法律上の扱いが異なるため、州によっては特定のモデルを購入できない場合もあります。
連邦法には消費者製品安全法(CPSA)がありますが、銃器と弾薬はその対象ではないためメーカーはセイフティに問題がある製品も販売可能です。
しかしそうした製品は訴訟問題になりやすいこともあり、SAAMIなど業界が独自に安全試験を推進しています。
また、カリフォルニア、マサチューセッツ、ニューヨークは州法で落下テストを義務付けて必要なセイフティを指定しており、カリフォルニア、メリーランド、マサチューセッツ、ワシントンDCでは州が指定したモデル(ハンドガン)のみ購入可能となっています。(アンティーク銃は例外あり)